術後85日目、退院75日目【Aug'14回想編『ダイビング@タオ島』3】 | 性腺外胚細胞腫瘍 後腹膜原発 絨毛癌 旅好き 間質性腎炎 てんかん 透析

性腺外胚細胞腫瘍 後腹膜原発 絨毛癌 旅好き 間質性腎炎 てんかん 透析

●2015年2月 28歳発病 現在30歳 性腺外胚細胞腫瘍
後腹膜原発 多発性肺転移 脳転移
●ケモBEP4とTIP2とTIN2とIrN2&脳放射線24Gy定照射
●ケモ入院10ヶ月と後腹膜リンパ節廓清手術
●2017年2月 覚醒下開頭腫瘍摘出術
●2018年2月 薬剤性間質性腎炎と診断

綴る

タオ島に滞在中、友人宅に失礼ながらお邪魔している。

水道、電気、wifi、原付があり何不自由ない暮らしだ。

エアコン、冷蔵庫、ぬるめのシャワー、水洗トイレ、ベッドもあり

快適そのものだ。






「ギャーー!!ちょと来てぇぇー!!」

「え?!何?」

「また出た!!これ見て!!!」





そこには日本ではこのサイズはいないだろうと思われる、イモリ。

小さいイモリなら可愛いもんだが、このサイズが家にいると、

結構落ち着かない。



この友人宅、隙間だらけでかつては色んなモノが入ってきたらしい。

今では穴を塞ぐとともに防虫用の何かを撒いたり、置いたりして落ち着いているが、

巨大イモリは突破してくるという。




「どうしよう、もうこいつ絶対前もみた奴や。。」

「そうなん??」

「そんな気がする。ちょっとやっつけて!」

「ええ~ちょ写真……何か棒ないかな?」



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トイレ比較



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大きさ伝わるかな




私はほうきを手に取り、面積の大きい掃く部分とは逆の所を

ハンマーグリップで握りしめ、

標的に狙いを定め、



「シャアァァァァーーーー!!」



セルビアの怪人ジョコビッチばりに

サービスノータッチエースを決める…



そうノータッチ。

イモリは慌てて狭い隙間へ『ガサガサ』と周辺に身体をぶつけながら

急いで逃げて行った。

判明した隙間に布を詰め込みルートを潰す!




「ニャーーーー!!!」

「え?!ええええぇぇぇぇ!!!」




次は黒い野良猫が玄関から入ってきた。

私は恥ずかしながら驚き、慄き、固まり、何も出来ずただただ、

友人が冷静にほうきで追い払うのを傍観していた。



「この子はたまに迷子になって入ってくるんよ~」

「むちゃくちゃやん!!玄関から野良猫てヤバイって!まぢでびっくりした!」

「そうやろ~これがタオやで~」

「はよ鍵閉めよ。」






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ダイビングショップから



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泊まってないが、とあるゲストハウスから