TIP2クール目 DAY14~21 &TIN1クール目 DAY1 | 性腺外胚細胞腫瘍 後腹膜原発 絨毛癌 旅好き 間質性腎炎 てんかん 透析

性腺外胚細胞腫瘍 後腹膜原発 絨毛癌 旅好き 間質性腎炎 てんかん 透析

●2015年2月 28歳発病 現在30歳 性腺外胚細胞腫瘍
後腹膜原発 多発性肺転移 脳転移
●ケモBEP4とTIP2とTIN2とIrN2&脳放射線24Gy定照射
●ケモ入院10ヶ月と後腹膜リンパ節廓清手術
●2017年2月 覚醒下開頭腫瘍摘出術
●2018年2月 薬剤性間質性腎炎と診断

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■DAY14~21までは朝の嘔気と骨髄抑制がメインです。

嘔気については、咽頭の痰の絡みが引き金だと推測。痰を取ろうと無理にやると嘔気MAXです。

骨髄抑制に関しては結局グランを8発打って好中球5000個まで増えたが、

3日後の採血で780個に戻っているという脆弱ぶりを発揮。

とりあえずその日にグランを打ち、連日に及ぶ採血が始まり計3発打つことに至った。

連日の採血結果ではHbは7.2で横ばい、血小板は19000個までダウンしたが、翌日に上がってきたので輸血なし。RBC輸血を4単位入れHb9.2まで回復。顔色が良くなったと看護師に言われ続ける。


骨髄抑制がまだ回復していない事もあったので6/23からのケモは延期となっていた。

しかし6/26に好中球6000個やHb9.2、血小板120000個で回復したのですぐに開始となった。

主治医が早くやりたくてしょうがない感じが伝わってきた。胚細胞腫瘍は進行が早く、折角下げた腫瘍マーカーが戻ってしまっては今までの治療が少し無駄になってしまう。身体の具合を見計らって開始を遅らせるのは当然の事だが患者側としてもケモの副作用に耐えてきた過程を無駄にはしたくない。

しかしそのダメージを蓄積してきた身体を十分に休ませたいという気持ちもある。というかもうケモしたくない気持ちも芽生える。。。


■TIN1クール目に変化 DAY1

今回のケモですが、

レジメが少し変わってTIN療法になりました。NはPt製材のネダプラチン。

シスプラチンよりも腎障害や吐き気が少ないのが特徴。腫瘍治療のエビデンスではまだ弱いですが。。

本日は吐き気対策を十分にしたレジメとなっておりました。DAY1の抗がん剤はパクリタキセルだけです。

末梢神経障害の根幹でありますコイツですが、わたくしの手足も絶賛痺れてきてます。痛みがないのが何よりの幸いです。

明日のケモ(イホマイド、ネダプラチン)が一番長いので頑張ろうと思います。