人の身体には身体を動かす独自のリズムを刻む「体内時計」を持っています。そのリズムの1日のタイムスケジュールを決定するのが『サーカディアンリズム』です。身体のリズムは、目の中に入ってくる光、たとえば太陽の光刺激と、親からもらった時計遺伝子などが作用しあって、ほぼ1日のからだのリズムを作り出します。
『サーカディアンリズム』は、日の出とともに目覚め、日没とともに眠るという1日のリズムで、覚醒と睡眠のリズムが基本になっています。
■『サーカディアンリズム』はどのように作られるのか
一般的に脳神経系統の発達は3歳でほぼ完全に成長するため、サーカディアンリズムも3歳までに完成し、それが生涯の基本リズムとなります。
そのため「早寝早起きの習慣」が生まれて間もないうちに身についた子どもは、そうでない子どもに比べ、知能が高く、精神状態も安定しているといわれます。
また、成人しても早寝早起きの習慣と規則正しい生活を送っている人は、ガンなどに対する免疫力も高いといわれています。
【人間の身体の機能リズム】
- 神経リズム -------0.01~10秒
- 心臓リズム-------1秒
- 細胞分裂周期-----10分~24時間
- ホルモンリズム--- 10分~数時間
- 概日リズム-------24時間
- 卵巣リズム-------28日
- 年リズム---------1年
これらのさまざまな機能のリズムが正常であれば、健康な証拠です。
特に、この生体リズムの元となる、睡眠と覚醒のリズムがとても重要です。