🐴競馬用語(4)
(思いついた順)
クラス
◇実力が似たような馬同士のレースになるように、勝った回数ごとにクラスが分かれている。
◇初めて走る馬は新馬戦(メイクデビュー)、そこで勝てなかった場合は未勝利戦、勝った場合は1勝クラス、更に勝つと2勝クラス、更に勝つと3勝クラスと上がっていき、3勝クラスに勝つとオープンクラスになる。
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オープン
↑3勝クラス
↑2勝クラス
↑1勝クラス
↑新馬&未勝利
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◇オープン以外の各クラスのことを一括りに条件戦と呼ぶ。
◇オープンクラスにはただのオープンの他にリステッドや重賞があり、重賞はG3~G1まである。
◇オープンに上がった馬のことをオープン馬と呼ぶ。
特別戦
◇各クラスのレースには平場戦と特別戦があり、特別戦では○○特別というようなレース名がついていて、賞金も1割程度高くなっている。
◇特別戦では新人騎手の減量などが無くなるので、馬も騎手も実力がハッキリと出る。
重賞
◇オープンの中でも賞金が高く設定されているレースで、G3~G1まである。
◇GはグレードのGで、世界の競馬の基準ルールをクリアしたものだけGをつけられる。
◇世界の基準ルールをクリア出来ていないものは、Jpn3など日本独自の重賞ということになる。
G1
◇重賞の中でも最高クラスのレース。
◇G1に勝つとG1馬と呼ばれ、子どもを残すようになっていく。
賞金
(年度毎に見直されるものなのでここでは目安を記します。詳細は主催者発表のものを確認のこと)
◇1着の賞金は、新馬戦600万、未勝利戦500万、1勝クラス800万、2勝クラス1100万、3勝クラス1800万、オープン2100万、リステッド2500、G3は3~4000万、G2は5~6000万、G1は幅が広くて6000万~4億。
◇2着以下の賞金は、2着=1着の40%、3着=1着の25%、4着=1着の15%、5着=1着の10%となっている。
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1着=1億の場合
2着=4000万
3着=2500万
4着=1500万
5着=1000万
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◇9着までは出走奨励金が貰える。
枠色
◇1枠(内枠)~8枠(外枠)まで、帽子の色が決まっている。
1枠白◻、2枠黒◼、3枠赤🍎、4枠青🌊、5枠黄🌻、6枠緑🌱、7枠橙🍊、8枠桃🍑。
9頭以上いる場合は、外枠から順に2頭ずつになる。
17頭以上の場合は、外枠から順に3頭ずつになり、最大出走数は18頭(競馬場やコースによって最大16頭の場合もある)。
斤量
◇馬が背負う重りのこと。
騎手、服、ヘルメット、ブーツ、鞍などの全てを体重計に載せて計る。
通常の斤量は53~58kgなので、騎手はそこから3キロくらい少ない体重でレースに出ることになる。
◇過去のハンデ戦では47~60キロくらいまで設定があり、47キロの場合騎手は体重を44キロまで落とさないといけないため、乗れる騎手がとても少なくなる。
逆に体重が足りない場合は鉛の重りを着けて走る。
◇新人騎手はデビューから3年間だけ斤量を減らして貰える特典があって、本当は54キロで出るレースに51キロで出走出来たりする。
斤量が1キロ重くなると0.2秒(1馬身)遅くなると言われているので、大きなハンデになる。
勝負服
◇馬主は、自馬の出走時に騎手用の勝負服を用意することになっていて、そのデザインは馬主が決めて良い。馬主に与えられた数少ない特権。
ただし、他の馬主と同じデザインには出来ないので、使いたい服が既に登録されている場合もある。
◇地方競馬では、騎手が勝負服を決めることになっていて、馬主にその権利は与えられない。
◇勝負服のデザインは馬主が決めるけど、レース本番に勝負服を用意するのは調教師の仕事で、ウッカリ決められた勝負服を忘れてしまってレース本番となった場合は、調教師に罰則がある(その場合騎手は主催者が用意した貸服を着用)。
◇従来型はサテン生地などで少しダボっとしたデザインだったけど、90年代に武豊が米国遠征した際にエアロフォームという体にピタッとしたデザインのものに出会い、社台や調教師に進言して日本でもエアロフォームが導入された(生地や形には決まりが無かったので、良いものはどんどん取り入れた)。今ではほとんどがエアロフォームになったので、従来型は欧州と香港でしか見かけなくなった。
ヘルメット
◇馬術用のものより軽く作られていてすぐ壊れる。
原付くらいのスピードが出ているので、あまり丈夫に作り過ぎると人間の首が折れてしまう。
◇レースではヘルメットに枠色のカバーを着けている。
◇海外では枠色というものが無いので、ヘルメットカバーまで勝負服の一部と見なされていて、馬主がデザインする。
プロテクター
◇騎手は勝負服の下にかなりしっかり目のプロテクターを着けていて、形はベストなのにお尻までカバーされる(勝負服に透けないように?色は白のみ)。
◇調教のとき着ているものよりダサいけどモノはイイ
ブーツ
◇これは見た目よりかなりペランペラン。
つまづくと足の爪が割れるくらいペランペラン。
けど、武豊のブーツを作る職人さんはものすごく手間ひまかけてブーツを作っていて、一度オーダーしてみたい。
◇以前フランスのブドーという騎手は減量を失敗して斤量を少し超えてしまったとき、黒い靴下でブーツを履いてるフリをして出走して大爆笑をとった(もちろん危険騎乗として制裁されたw)。
ムチ
◇ムチには長さ(77cm未満)と、衝撃吸収のパッドが着いていないといけない規定がある。
◇昔は鯨のヒゲを芯にして、細い革を編むように巻いてムチにしていたので、同じものがいくつも作れなかったり職人さんの腕にかなり左右された。
今はグラスファイバーの芯なので、しなり具合や重さのバランスなど同じものが作れるので、海外の騎手が日本のお土産的に買って帰ることもよくある。
◇衝撃吸収のパッドは叩いたときに“パン!”と音が出る素材で、音ばっかりで痛みは無いことが多い。
パッドの下に飾りのフリンジを着けると風切り音がするので、叩かないで振るだけの使い方もある。
◇各国にルールがあって、日本では1つのレースで10回以上連続で使うと罰金がある。
鞍
◇馬の背中に人間が乗るために着ける大事な道具。
競馬の場合は騎手がお尻をつけないで立って乗るのでいらないように思う人も多いけど、これが意外と大事な部分で、他者の鞍だととても違和感があったりする。
◇レースでは軽さが性能みたいな部分もあるけど、調教となると鞍の善し悪しで落馬せずに叱り続けられるかどうかとか、しつけの部分に関わってきたりする。
鐙(あぶみ)
◇鞍から革ベルトでぶら下がっている部品で騎手が足をかける金具。
馬術だと足の指の付け根(親指~小指まで)でそこそこシッカリ踏むけど、競馬の場合は足の親指だけで踏む。
◇足の親指だけアブミにかけて、つま先立ちというか親指立ちで乗っているので、素人だとモノマネさえ不可能。
頭絡(とうらく)
◇馬の頭に着ける馬具(ばぐ)で革のベルトで出来ている。
頭絡には鼻を縛る鼻革(はながわ)や口に噛ませるハミがついていて、コレが無いと馬を操縦出来ない。
◇鞍は無くてもしがみついて乗ることは出来るけど、頭絡無しでは何も出来なくなる。
銜(馬銜=ハミ)
◇馬の口に噛ませる金具で、ココに手綱をつけて馬に指示をする。
停まったり曲がったりの指示だけでなく、走るスピードを変える指示も手綱でするので、ハミは何より大切な馬具になる。
◇競走馬の場合、ヤンチャな年齢で色んなことをさせないといけないので、テコの力を使って無理やり抑え込む場合もあって、ハミの形にも色んな種類がある。
◇ローファーに着いてる金具は大体このハミのデザイン。
手綱
◇馬に指示を出すとき、ほとんどは手綱で行う。
その割に手綱自体は結構何でも良くて、革のもの、織った布のもの、ゴムで滑りにくくしたもの、色々ある。
◇騎手の手の大きさや腕の長さによって好みは一応あるけど、ここに思い切りこだわってる人はあまりいないし、そんな人に上手な人はいない。
続く