🐴てんちゃん(4)
※フィクションを含みます
2日目
朝からMくんが騒いでいる👀
M「ヤベー💧社長に言われてた書類書いてなかった。お前ちょっと手伝え💨」
自「いやオレ集合時間が、、、😅」
M「うっせ💢社長に言っとくから大丈夫だよ💨」
自「ホントかよ、、、😓」
と、朝から兄はこんな感じ。
で、国体の出場届を会場へ。
(こんなもん書くの忘れる?)
ヒサ兄とマサ、それにてんちゃんはもう着いていた🚚
自「おはよー、朝からありがとうございます😄」
2人「オレらが5時起きで何でお前が重役出勤なんだよー💢」
自「ごめんごめん、あそこに諸悪の根源が、、、😅」
M「うっす😁」
自「朝っぱらから国体の出場届を書いてないとか言って、大騒ぎだったんだよ💦」
M「バッカ、バラすなよ💢」
ヒ「コイツは昔からそんなだから驚きもしない💨」
M「しまうま、社長にバラしたらさつきにチューさせるからな💢」
自「どーゆー腹いせなんだよ、、、🌀」
M「まぁ、試験は頑張れ😁」
自「まかせとけ👍」
てんちゃんのエピソードなのに、Mくんが登場したらグダグダになった😅w
気を取り直して、てんちゃんのところへ🐴
てんちゃんはいつもの競技会モードみたいで、余分なことはせずお利口にしている。
それにしても、いつもの競技会は結果を気にしていないせいで、勝っても負けても気楽なんだけど、競技会より下位の演目だってのに、結果を出したい気持ちがあると多少緊張したりする😓
出番の60分前、てんちゃんに鞍を着けてウォーミングアップを始める。
うん、悪くない😄
ヒ「まぁまぁか👀?」
マ「うん👀」
M「しまうま、てんは後半ちょっと電池切れたみたいになると思うんだけど、お前はそこで"ガッ"と強く押せないときがあるから、出番呼ばれたら1発ひっぱたいてから入れ💨」
え💧?!
叩くの💧?
障害の競技会じゃないんだよ😓?
自分としてはいつも通り動かせているつもりだったので、てんちゃんのテンションを更に上げる必要性は感じてなかったんだけど、これがただの競技会じゃなく多少でも結果を気にしている試験だったから、判断力が鈍った。
多少緊張して感覚がズレてるのかもしれないから、言われた通りにしておこう。
そう思ってしまった。
前の人が終わって、自分が呼ばれる。
呼び出しがあるとベル(もしくは笛)が鳴って、そこから60秒以内に入場するルールだけど、60秒はギリギリまで使ってよくて、運動の中で馬を良い姿勢にしてから入場するのが普通。
「〇番しまうまさん、乗馬 てんちゃん」
チリチリチリーン🔔
よしてんちゃん、行こう💨
M「ビシッといけ💨」
叩きたくないんだけど、、、ごめん😣
パチーン💨
てんちゃんはまさかの1発だったと思う🐴💦💦💦
言われた通りの運動はしてたし、過不足はなかった。
Mくんは、"多少おつりが残るくらいの状態を、抑え(御し)ながら乗れ"って意味で"叩け"って言っていて、これは実際共感する部分もあるんだけど、今の自分とてんちゃんは見た目よりずっと繫がっていたので、自分で"叩かない"判断をすべきだった⤵️
何も失敗してないのに突然叩かれたてんちゃんは、パニックだったと思う🐴💦💦💦けど、そのフォローをする余裕も無く入場することになってしまったので、とても可哀想なことになってしまった。
入場して最初に行うのは審判への敬礼。
馬場の真ん中まで進んで、キチンと停止。
ハットのときはハットを脱いで、ヘルメットのときは右手を挙げるか胸の前で敬礼の形にする。
ということは、しまうまの右手は手綱から離れ、、、
これがてんちゃんにとっては大ショックだった。
また叩かれる🐴💦💦💦
(競技の形なのでムチは持ってないのに)
そう思ったてんちゃんは停止するなりパニック状態。
普段絶対しないほど狼狽えて、ここから逃げ出さんばかりにバタバタして停まらない🐴💦💦💦
停止して敬礼しないと点がつかないだけじゃなく、入場しても更に60秒以内に演技が始められないと失権になる。
ヤバい😱w
どうするにしてもパニック状態だから、こちらの一挙手一投足全てを怖がる🐴💦💦💦
仕方ない😣
自「てん💨」
競技中に声を出すのはタブーなんだけど、自分の試験なんかより競技場のど真ん中にてんちゃんのトラウマを作る訳にはいかないと思った。
てんちゃんに声をかけて意識をコッチに向けて、鐙(あぶみ)から足を外してリラックスしてみせた。
すると、多少落ち着いたのかバタバタをやめてくれた🐴💧
よし、やっといける。
時間はギリギリか、もしかしたら競技ではなく試験ということで甘くしてもらったかもしれない。
敬礼して演技を始める。
演技になればてんちゃんはいつも通り動いてくれた🐴
自分で言うのもなんだけど、この日の試験に順位付けしたら、最初のバタバタが0点を食らっても、3位には入れる出来だったと思う。
演技後半、Mくんが言う通りちょっとダレてきて、それを思ったより押せないという自覚があった。
となると、バタバタは誰も悪くなくて、単純に自分の技術不足ということだ⤵️
無事演技を終えて実技試験は終了。
面接まで(順番的に)時間があるので、てんちゃんをしっかり労おうと思った。
自「本当にごめん😞」
演技そのものは上手くいったつもりだけど、てんちゃんに不必要な緊張や痛い思いをさせたことがとても申し訳なかった😞
ま、てんちゃんは深く考えるタチじゃないみたいで、美味しい匂いか何かに反応して騒いでいた🐴🎶
で、お昼を食べてから面接。
面接は協会の役員が面接官なので、近隣の乗馬クラブの中でも古参の社長さん3人が並んでいる。
皆さん一応偉い先生なので、気軽さがある訳ではないけど競技会では挨拶くらいするので、顔馴染みのオッサンたち。
自「失礼いたします、よろしくお願いします」
普通の面接の体で部屋に入る。
すると
社長A「しまうまくん、悪かったなぁ😄」
は👀?!
社長B「あれ👀?おたくの先生から聞いてない?」
はぁ、、、👀
社長C「いや、今回から協会の方針で"合格者を絞る"って決まってね、特にこの地区では例年の半分しか合格を出せないんだよ💧」
はぁ、、、👀
社長A「それで、問題なのがそれでも”合格させてあげなきゃいけない人”っていうのがあって、これから乗馬クラブを開業する人とかは、多少技術不足だったとしても合格させたいんだ」
へぇ、、、👀
社長B「それが今年は結構多くて困っちゃって💧、それで各クラブの先生方の了承を得て、何人かの合格を見送らせてもらうことになったんだよ」
え💧?!
社長C「全く聞いてない?しまうまくんの先生にはお願いしたんだけど、、、😅」
はぁ、、、💧
社長A「まぁ、ぶっちゃけてしまうと😅、しまうまくんや、某クラブのMくんやIさん(今では全日本以上に出る選手)のようにいつでも合格出来るレベルの上位者には、今回は合格が出せません。君たちはいつでも合格出来るから、また受けて下さい😄」
はぁぁ😨?!
社「ホントすまんね😄」
いゃおぃ、、、😰
だから協会って嫌いだ、、、🌀
一番の被害者は、早起きさせられた上、無闇に叩かれたてんちゃん、、、🐴
まぁ、メチャメチャ何か食べてるからいいか😅
面接の結果をみんなに伝えると
M「社長タヒね💢」
ヒ「帰ろ💨」
マ「飯おごれよ😤」
まぁ、そりゃそうなるよね⤵️
という訳でドタバタ珍道中は終了。
てんちゃんを連れてクラブへ帰ります🚚
天優は、よく食べてよく運動する生活だったからか長生きで、25歳くらいに会ったのが最後なんだけど、最期がいつだったのかは聞いてない。
きっと元気に立ち上がったり大騒ぎしながら、最期まで過ごしたと思う。
てんちゃんは立派なエースです🐴✨