🐴てんちゃん(4)



※フィクションを含みます



2日目
朝からMくんが騒いでいる👀



M「ヤベー💧社長に言われてた書類書いてなかった。お前ちょっと手伝え💨」



自「いやオレ集合時間が、、、😅」



M「うっせ💢社長に言っとくから大丈夫だよ💨」



自「ホントかよ、、、😓」



と、朝から兄はこんな感じ。



で、国体の出場届を会場へ。
(こんなもん書くの忘れる?)



ヒサ兄とマサ、それにてんちゃんはもう着いていた🚚



自「おはよー、朝からありがとうございます😄」



2人「オレらが5時起きで何でお前が重役出勤なんだよー💢」



自「ごめんごめん、あそこに諸悪の根源が、、、😅」



M「うっす😁」



自「朝っぱらから国体の出場届を書いてないとか言って、大騒ぎだったんだよ💦」



M「バッカ、バラすなよ💢」



ヒ「コイツは昔からそんなだから驚きもしない💨」



M「しまうま、社長にバラしたらさつきにチューさせるからな💢」



自「どーゆー腹いせなんだよ、、、🌀」



M「まぁ、試験は頑張れ😁」



自「まかせとけ👍」



てんちゃんのエピソードなのに、Mくんが登場したらグダグダになった😅w



気を取り直して、てんちゃんのところへ🐴



てんちゃんはいつもの競技会モードみたいで、余分なことはせずお利口にしている。



それにしても、いつもの競技会は結果を気にしていないせいで、勝っても負けても気楽なんだけど、競技会より下位の演目だってのに、結果を出したい気持ちがあると多少緊張したりする😓



出番の60分前、てんちゃんに鞍を着けてウォーミングアップを始める。



うん、悪くない😄



ヒ「まぁまぁか👀?」



マ「うん👀」



M「しまうま、てんは後半ちょっと電池切れたみたいになると思うんだけど、お前はそこで"ガッ"と強く押せないときがあるから、出番呼ばれたら1発ひっぱたいてから入れ💨」



え💧?!



叩くの💧?



障害の競技会じゃないんだよ😓?



自分としてはいつも通り動かせているつもりだったので、てんちゃんのテンションを更に上げる必要性は感じてなかったんだけど、これがただの競技会じゃなく多少でも結果を気にしている試験だったから、判断力が鈍った。



多少緊張して感覚がズレてるのかもしれないから、言われた通りにしておこう。



そう思ってしまった。



前の人が終わって、自分が呼ばれる。



呼び出しがあるとベル(もしくは笛)が鳴って、そこから60秒以内に入場するルールだけど、60秒はギリギリまで使ってよくて、運動の中で馬を良い姿勢にしてから入場するのが普通。



「〇番しまうまさん、乗馬 てんちゃん」



チリチリチリーン🔔



よしてんちゃん、行こう💨



M「ビシッといけ💨」



叩きたくないんだけど、、、ごめん😣



パチーン💨



てんちゃんはまさかの1発だったと思う🐴💦💦💦



言われた通りの運動はしてたし、過不足はなかった。



Mくんは、"多少おつりが残るくらいの状態を、抑え(御し)ながら乗れ"って意味で"叩け"って言っていて、これは実際共感する部分もあるんだけど、今の自分とてんちゃんは見た目よりずっと繫がっていたので、自分で"叩かない"判断をすべきだった⤵️



何も失敗してないのに突然叩かれたてんちゃんは、パニックだったと思う🐴💦💦💦けど、そのフォローをする余裕も無く入場することになってしまったので、とても可哀想なことになってしまった。



入場して最初に行うのは審判への敬礼。



馬場の真ん中まで進んで、キチンと停止。



ハットのときはハットを脱いで、ヘルメットのときは右手を挙げるか胸の前で敬礼の形にする。



ということは、しまうまの右手は手綱から離れ、、、



これがてんちゃんにとっては大ショックだった。



また叩かれる🐴💦💦💦
(競技の形なのでムチは持ってないのに)



そう思ったてんちゃんは停止するなりパニック状態。



普段絶対しないほど狼狽えて、ここから逃げ出さんばかりにバタバタして停まらない🐴💦💦💦



停止して敬礼しないと点がつかないだけじゃなく、入場しても更に60秒以内に演技が始められないと失権になる。



ヤバい😱w



どうするにしてもパニック状態だから、こちらの一挙手一投足全てを怖がる🐴💦💦💦



仕方ない😣



自「てん💨」



競技中に声を出すのはタブーなんだけど、自分の試験なんかより競技場のど真ん中にてんちゃんのトラウマを作る訳にはいかないと思った。



てんちゃんに声をかけて意識をコッチに向けて、鐙(あぶみ)から足を外してリラックスしてみせた。



すると、多少落ち着いたのかバタバタをやめてくれた🐴💧



よし、やっといける。



時間はギリギリか、もしかしたら競技ではなく試験ということで甘くしてもらったかもしれない。



敬礼して演技を始める。



演技になればてんちゃんはいつも通り動いてくれた🐴



自分で言うのもなんだけど、この日の試験に順位付けしたら、最初のバタバタが0点を食らっても、3位には入れる出来だったと思う。



演技後半、Mくんが言う通りちょっとダレてきて、それを思ったより押せないという自覚があった。



となると、バタバタは誰も悪くなくて、単純に自分の技術不足ということだ⤵️



無事演技を終えて実技試験は終了。



面接まで(順番的に)時間があるので、てんちゃんをしっかり労おうと思った。



自「本当にごめん😞」



演技そのものは上手くいったつもりだけど、てんちゃんに不必要な緊張や痛い思いをさせたことがとても申し訳なかった😞



ま、てんちゃんは深く考えるタチじゃないみたいで、美味しい匂いか何かに反応して騒いでいた🐴🎶



で、お昼を食べてから面接。



面接は協会の役員が面接官なので、近隣の乗馬クラブの中でも古参の社長さん3人が並んでいる。



皆さん一応偉い先生なので、気軽さがある訳ではないけど競技会では挨拶くらいするので、顔馴染みのオッサンたち。



自「失礼いたします、よろしくお願いします」



普通の面接の体で部屋に入る。



すると



社長A「しまうまくん、悪かったなぁ😄」



は👀?!



社長B「あれ👀?おたくの先生から聞いてない?」



はぁ、、、👀



社長C「いや、今回から協会の方針で"合格者を絞る"って決まってね、特にこの地区では例年の半分しか合格を出せないんだよ💧」



はぁ、、、👀



社長A「それで、問題なのがそれでも”合格させてあげなきゃいけない人”っていうのがあって、これから乗馬クラブを開業する人とかは、多少技術不足だったとしても合格させたいんだ」



へぇ、、、👀



社長B「それが今年は結構多くて困っちゃって💧、それで各クラブの先生方の了承を得て、何人かの合格を見送らせてもらうことになったんだよ」



え💧?!



社長C「全く聞いてない?しまうまくんの先生にはお願いしたんだけど、、、😅」



はぁ、、、💧



社長A「まぁ、ぶっちゃけてしまうと😅、しまうまくんや、某クラブのMくんやIさん(今では全日本以上に出る選手)のようにいつでも合格出来るレベルの上位者には、今回は合格が出せません。君たちはいつでも合格出来るから、また受けて下さい😄」



はぁぁ😨?!



社「ホントすまんね😄」



いゃおぃ、、、😰



だから協会って嫌いだ、、、🌀



一番の被害者は、早起きさせられた上、無闇に叩かれたてんちゃん、、、🐴



まぁ、メチャメチャ何か食べてるからいいか😅



面接の結果をみんなに伝えると



M「社長タヒね💢」



ヒ「帰ろ💨」



マ「飯おごれよ😤」



まぁ、そりゃそうなるよね⤵️



という訳でドタバタ珍道中は終了。



てんちゃんを連れてクラブへ帰ります🚚



天優は、よく食べてよく運動する生活だったからか長生きで、25歳くらいに会ったのが最後なんだけど、最期がいつだったのかは聞いてない。



きっと元気に立ち上がったり大騒ぎしながら、最期まで過ごしたと思う。



てんちゃんは立派なエースです🐴✨
🐴てんちゃん(3)



ただ、てんちゃんで競技会のエピソードって、自分のは本当に地味なので、別の話を書こうと思う✏️



※フィクションを含みます



マサが「装蹄師になりたい」って言い出すちょっと前、「指導者の資格を取りに行く」って言い出したことがあった。



この資格は、協会が認定する資格で、乗馬クラブが"ウチは何名指導者がいて安心ですよ"って公示するためのもので、プロをやるなら一応みんな取る感じ。



マサが受けるとなると自分も受けたかったんだけど、受験資格が"20歳から"ってなってるせいで、マサは受けられるのに自分は誕生日のせいで1年お預けになった😞



技術は同じ似たようなものだし腑に落ちなかったけど、制度だから仕方ない🌀



それで、マサは合格して翌年。



今度こそ自分も受けられる😄と、そこまで欲しくも無い資格だったんだけど受けてみた。



このときの相棒がてんちゃん🐴



試験は学科(馬学 スポーツ科学 生理学の初歩的な座学)、実技(馬場馬術)、面接の3つ。



学科は、当たり前のことしか出ないから絶対大丈夫👍



面接も、協会の役員が面接官で、みんな近隣のクラブの社長さんたちだから、要するに顔馴染みのオッサンたちで、絶対大丈夫👍



となると残る課題は実技🐴



これも一応自信はあったけど、馬を連れて行ってそこで試験(馬場馬術)なので、競技会の形になる。



そうなると、このときの担当だったチャマやバイ子さんじゃなく、てんちゃんの方が輸送に慣れてるからって、自然とてんちゃんを借りることになった。



てんちゃんとのコンビは久しぶりで、障害はたまに競技でも組んでいたけど、馬場でてんちゃんとなると腹筋的にちょっとだけ練習が欲しい。



試験の1ヶ月前くらいから、"試験までしまうま専用"ってしてもらって、てんちゃんと過ごした。



てんちゃんはやっぱり頼りになる。



チャマは、大きな大会の審判までされるベテランの先生が調教した馬で、馬場馬術はお手のものなんだけど小心者で、ビニール袋がカサカサいっただけで心拍数が3倍になるようなスーパービビりだったから、環境が変わることが完全に向いてない🐴💦💦💦



バイ子さんは、そういうデリケートさは無いんだけど、発進の扶助に対して後ろ肢を蹴り上げる"逆立ち"のクセが直らなくて、普段の適当な運動はいいんだけど馬場馬術となると、、、🐴💨



そこへいくとてんちゃんはドシッとしてる🐴✨



腹ペコのときとか、女の子を見たときとか、突然大バカ者になることはあるけど、叱ればやめるし、競技会とかでそういうバカなことはしたことが無い。



ちゃんとわきまえてる辺りがてんちゃん。



M「しまうまが受けるんじゃ、ちっとレッスンしてやるか😁」



高校の先輩で、今回の試験会場になる乗馬クラブでインストラクターをしてるMくんが来てくれた。



Mくんは高校生の頃、マオちゃんとてんちゃんを連れて、全国高校自馬選手権に行ったことがある。
(マオちゃんで3位、てんちゃんは失格だった気がする)



そんな感じで練習をして(難しい競技じゃないから、速歩の腹筋トレ以外大した練習はしてない)、いよいよ本番。



試験は水木とあって、水曜が座学講義と学科試験、木曜が実技試験と面接、という流れ。



水曜の朝会場へ行って、その日はMくんのアパートに泊めてもらって、翌日実技試験という感じで、Mくんのところへお邪魔する約束になっていた。



てんちゃんはというと、会場にお泊まりも出来たんだけど、慣れないところに馬だけでお泊まりになっちゃうから、木曜の早朝にヒサ兄とマサが運んでくれる🚚



1人の試験に大がかりなサポートが必要で、みんなにお世話になっての受験だった。
(ありがとうございますm(_ _)m)



1日目
座学では、主に馬学やスポーツ科学や生理学、それぞれの試験範囲についてテキストを眺めながら、サラサラッと説明を受けた📖



全部知ってる内容だったけど、答え方として"正答を文字で"理解しておくのは確かに必要。



でも、この簡単な講義を丸暗記しただけでも合格するレベルだったから、それはそれで"良いのか😅?"とちょっと疑問。



午後の筆記試験は、案の定というか午前中やったところに(カッコ)があって、空欄を埋めるだけ。



こんなん落ちるやついるの💧?



98点でも不合格にした方が良さそうなくらい簡単だった。



とはいえ、座学もしっかり3.5時間、試験も45分×3科だから、まぁまぁの内容。



この日はMくんの仕事終わりを待って、明日に備えることになる。



かと思ったら、、、



M「おーい!しまうまー!お前ちっと着替てこい!」



は😅?



M「仕事終わらないから、お前も乗るの手伝え!」



うそ😓



あんたそれで給料貰ってるんじゃんか、、、💧



いつもなら「やだぷー💨」と逃げるところだけど、今日はMくんが終わらないと帰れないため、泣く泣く手伝うことに🌀



何でよそのクラブで、全く知らない馬の運動をするハメになるのか、、、



でも、、、💧



自「着替えっていっても白のキュロットしか無いよー😅?」



そう、実技試験は競技会の形なので正装しか持ってきていない。



M「あぁ?!もぅ💨オレのじゃサイズがなぁ、、、」
(↑ちょっと太いw)



M「あ、さつきー!お前ロッカーに替えのキュロット置いてるー?」



さつきちゃんは近隣のクラブのお客さんで、顔なじみの女の子(2~3つ下だから17とか?)。高校に進学しないでここで馬のプロを目指して働いていた。



さ「あるよー👀」



M「コイツに貸してやってー!」



自&さ「はぁ😨?!」



年頃の女子の着替えを借りろと?



それも顔馴染みってだけで話したこともロクに無いのに?



手袋とかヘルメットならまだしも、キュロットじゃウエスト判っちゃうし嫌に決まってるじゃん、、、



さ「あー🌀まぁいっか💨」



本人が良くてもコッチが微妙なんですけど、、、😓



と思いながらも、乗らないと終わらなそうだったので、微妙な空気でお借りした。



幸いウエストはきつめだったんだけど、女性用なのでお尻の造りが大きくて、とーっても微妙だった。



このことがあまりにも微妙で、なんて馬にどう乗ったか全く覚えてない💦w



覚えてるのは、余り気味のお尻がバレないようにってそんなことばっかり。



M「さつき、キュロットオレが洗ってくるからちっと貸しといてな😁」



さ「M兄の洗濯物と一緒とか絶対ヤダから💨」



と、ここはここで兄妹みたいな感じなので、もう景色に溶け込んでることにしたw
(しまうまが履いたやつなんか捨てるって言われなくて良かったw)



で、1日目が終わって、さぁ帰ろうって頃になると



M「よし、どこ行きたい😁?」



は😓?!



コンビニ寄って、帰って夕飯で良くない😅?



M「せっかくコッチきたんだから、どっか連れてってやる😁」



いや、、、明日実技、、、💧



M「おねーちゃんいるとこがいいか?」



聞けって💨



昔から兄貴分はみんなこうだ。



弟に自由は無い🌀w



でも、弟なりに反撃する。



自「あ💡じゃあ、さち子さんも誘ってご飯にしよー。久しぶりに会いたい😁」



M「お前まぁまぁ地雷踏むよな😥」



さち子さんはMくんの彼女で、かれこれ、、、6~7年は付き合ってるハズ、、、だったんだけど、馬に没頭し過ぎて1年くらい前に別れちゃったんだって💔



自「知らなかったんだもん、しょうがないじゃん💦」



M「飯だけにするか😰」



結構引きずってるみたい😅



うん、何ていうかさち子さん可愛いかったもんなぁ、、、



と、おねーちゃんのいるとこは無くなり、ちゃんこ屋さんだったか?もつ鍋屋さんだったか?Mくんのクラブの社長が経営するお店でご飯を食べて、その日は終了。



でも、アパートの手前にあるコンビニで



M「最近入ったバイトのコが可愛いんだよ😁」



って言ってたから、さち子さんの件は全然気にしなくていいと思うw



続く
🐴てんちゃん(2)



Bさんは、なんとこの当時とある学会の役員という肩書きの“先生✨”で、奥さまも精神科の権威というとんでもご夫妻。



でも、クラブではただのオッサンというか、ちょっとおかしなオッサンという感じでw、年に何回かしかいらっしゃらないんだけど、来る度にカティ(おばあちゃんサラブレッド)とイチャイチャ💕してた。



どうイチャイチャ💕するかというと、放牧してるカティのところに行って、なでなでしてるかなぁと思うと一緒に走り出したり、噛みついたりw



そうかと思ったら押し倒して一緒にゴロゴロしたり、もはや完全にムツゴロウさんw



そして、それを微笑ましそうにしてる奥さまと息子さんと娘さん。



たまに"大丈夫なのか、、、💧?!"って思うような感じがBさんw



奥さまは、さぞ出来たご婦人かと思えばご自身のことは完全にボロボロのおっちょこ母さんなので、競技会に行って出番直前にヘルメットが無かったり💦、ムチを置き忘れてきたり💦、白のキュロットなのにその辺に座って汚したり💦、目が離せない😅w



元々カティも鹿児島にいて、クラブへ来てからは自分がずっと乗せてもらっていたこともあって、Bさんや奥さまには可愛がってもらっていたので、競技会などでも一緒に行動させてもらって"おっちょこフォロー"をするのが習慣になっている。



一度、馬事公苑で"座りたいんだけど白のキュロットを汚さないで座れそうなところが無かった"とき



自「じゃあ膝の上にどうぞ😄」



って言ったら、本当に座られたときは娘さんが唖然😨としていたけどwそのくらいの親しさ。



あれでこちらを精神科医的に診ていたりしたんだろうか👀?是非聞いてみたかった。



てんちゃんの話に戻る🐴



Bさんやご家族は久々にてんちゃんとご対面。



元々Bさんと息子さんで基礎を教えたらしく、息子さんはてんちゃんを凄くすんなりと動かす。



てんちゃんは最初凄くモッサリしてて、ウォーミングアップが終わると動きが良くなって、良くなり過ぎるとたまに大暴れするような印象だったけど、息子さんが乗ると最初からスムーズだし、テンションの上がり下がりがほとんど無いように見える。



すげー👀



ウォーミングアップが終わってBさんに交代。



Bさんは、、、カーネルサンダースを165cmにしたような、恰幅のいいオジサン体型なので、乗り方も"スッ"とした感じではなく、"ドカッ"と乗る感じ。



でもてんちゃんをメチャメチャ乗りこなす。



すげー👀



奥さまはもう少しおとなしい馬が良いらしく、てんちゃんはパス。



でも娘さんはBさんの後に交代。

こちらも難なく乗りこなしている。



何が凄いかって、このご家族は普段全く馬に触っていなくて、乗馬自体半年以上していない(娘さんは乗ってるかもしれない)。



それでこの上手さ⤴️



すげー👀



てんちゃんが何でも出来るのは、ご家族で色々教えてはローカルの競技会に連れて行っていたからなんだなぁ、、、と、とても納得した。



でも、裏を返せば素人調教なので、中級クラスの競技会に行くにはもう一段も二段も上のことを教えないといけない。



てんちゃんの調教を進めることになった。



ここから随分長い期間、競技会といえばてんちゃんを連れて行って、障害も馬場馬術もドンドン経験させた。



だからウチのクラブでは、初心者さん以外でてんちゃんに乗ったことの無い人って凄く少ない。



ビューみたいに飛行機に乗って世界を転戦する生活ではないけど、ファンの多さならてんちゃんの方が多いと思う。



そんなてんちゃんに自分が乗り始めるのは、、、高2くらいだったと思う。



それまでずっと"ただ乗っていた"のが、馬場馬術に出てみたくなったからだ。



この頃にはてんちゃんもウチに来て3年くらい経っていて、ウチのエース級の馬たちが高齢化していたこともあって準エースというか、体力面まで考えるとてんちゃんがエースになっていた🐴



「馬場に出たいなら、まずはてんちゃんの反撞(揺れというか背の弾む動き)に乗っていられるようになれ」



そう言われた。



てんちゃんはそんなにクセの多い馬ではないけど、全身を上手く使うので反撞が少し大きい⤴️



速歩になって歩度を伸ばすとフワッと浮かされてしまって、上手く座っていられなくなる💦



「騎座が甘い💨」



「ちゃんとついてけ💨」



力を入れてしがみつくのとは違って、入れるときに入れて、抜くときに抜けていないと、簡単に浮いてしまう。



しばらくてんちゃんの速歩を、拷問のように繰り返した。



何が拷問って、力を入れるも抜くも腹筋が必要で、てんちゃんに乗ってる間ずっと腹筋を緊張させていないといけないから🌀



これは本当にキツい😣



腹筋100回ってメニューを、やり終わる度に「あと100回!」って追加されるようなイメージで、毎回大体1000回くらい腹筋をやらされたような、そういうキツさ😭



最初のうちは、乗り終わって手入れをしたいんだけど全然動けなくて、女子大生だったなっちゃんによく「貧弱者💨」「ヘナチョコめ💨」ってイジメられた。



なっちゃんみたいな色気の無い腹筋女子に言われたくないw
(本当はとても美人で、大学がしまうまの地元なので地元の話が出来る唯一の姉)



2ヶ月くらいしごかれていると段々乗れるようになってくる。



このくらいになってくると、てんちゃんのテンションをちょっと上げ気味にして乗るようになっていて、油断すると突然スイッチが入っては全力疾走&大ジャンプとか、とても乗っていられないやつを食らう🐴💨



自分は競走馬に乗っていた分これに敏感で、スイッチが入ると同時に対処出来ていたから被害は無かったけど、なっちゃんは度々空を飛んで大ダメージを負っていた。
(モデル体型なので浮いてしまうと飛んで行く)



一度珍しく、女の子の声で「キャア!」って言いながら飛んだときは、本当に思い切り落ちたので全員ゾッ😱としたんだけど、、、



自「大丈夫💦?!」



な「ちっ、、、クソッ、、、💢」



って、メチャクチャ痛くて動けないのに女の子じゃないセリフを吐いたので、やっぱりなっちゃんに色気は無い😅w



そんな、どちらかといえばワイルド寄りのてんちゃんを、"てんちゃん🐴"と可愛い寄りに呼んでいるのにはちょっとだけ理由がある。



それは、とても単純な男子なので、たまにバカで、時々ドジで、眺めているととても愛らしいから。



食べものを見ると大騒ぎするんだけど、夕飯直前の腹ペコ状態では一際激しくて、大騒ぎしてはこっぴどく叱られたり、勢いよく立ち上がって騒いでそのままドテーン!と転んでみたりw



騒がなくてもご飯は毎日もらえるんだから叱られたり痛い目に遭ったり、ただの損をしていることにいい加減気づいてほしいんだけど💧、どうしてもやめなかった。



でも馬房から首を出して、ギリギリ届くところにあった竹ぼうきを見つけて、何とか食べようとして、蹄で踏んでバラバラにしていた辺りはとてもお利口✨
(硬かったみたいで途中で飽きてポイしてた)



あとは玉つきなのでやはり女子(牝馬)。



馬は春と秋に発情期があって、牝馬は"そういう匂い💕"をまき散らすんだけど、この時期のてんちゃんはク○リでもやったのかと思うほどテンションが高いときがある🐴🎶



一応好みがあるらしく、バイ子さんがそういう時期に近づいても全く反応しなくて、バイ子さん自身は「何よ、誰でもいい訳じゃないんだから💨」とでも言いたげに、てんちゃんを威嚇するんだけど、てんちゃん的には「何の言いがかりですか、全く好みじゃないです💦」と無反応。



あと、鹿児島で見慣れちゃってるのかカティにも反応しない。



てんちゃんは結構好みがハッキリしているのと、"積極的に行こうとする相手"と、"モジモジして行けないけど好きな相手"があるみたいで、競技会とかでたまたまそういう時期の牝馬に出くわしても、匂いは判っているのに全然行かないときがある(その方が助かるけど)。



この辺はとても思春期の男のコ的😁



あと、玉つきってだけで夏に弱かったりするんだけど(去勢すると大分変わる)、夏バテして元気が無いときは天ちゃんの大好きなキャンに協力してもらう。



どうするかというと、てんちゃんが運動に出ている間にキャンをてんちゃんの馬房に入れておく。



これだけなんだけど、キャンの残り香💕が判るらしく、馬房に戻ってきたてんちゃんはテンションMax🐴⤴️⤴️⤴️



これだけで夏バテは治る🐴✨



気持ちは解るw



男子といえば、カッコつけるところもあったりする。



どういうことかというと、てんちゃんは競技会に出かけると、馬運車から降りてすぐに必ず立ち上がる。



臨時の厩舎に入れるまで再三立ち上がって、他馬にアピールする。



けどこれは多分ただのカッコつけなので、面倒なときは2人で引き綱を持つようにする。



すると、実は全然興奮したりしてないからメチャクチャおとなしく歩くw



何ていうか、とても分かりやすい男の子だ😅



そんな訳でてんちゃんは、"クラブのエースのてんちゃん"というより、"ちょっとおバカなてんちゃん"という向きが強くなっている。



けど、競技会でのてんちゃんはとても頼りになる。



自分はてんちゃんで障害の競技はあんまり出てないけれど、結構な数のリボンを持っている🎀🎀🎀
(馬術競技では選手にはメダル、馬にはリボンが贈られる)



自分もローカルな競技会の準優勝なら確か3回ある(3回ともひめに負けたw)。



決してズッコケエピソードだけじゃなくて、ちょっと地味だけどしっかり記録も残す。



それでこそエース🐴✨



続く