私たちは、意外と、「神様御自身」に関して、あまり関心がないのではないかと先回の投稿を通して感じました。

 

「原理講論」の第一章 創造原理、「第六節 人間を中心とする無形実体世界と有形実体世界 」 、(一) 無形実体世界と有形実体世界

 

「それゆえに、無形世界は主体の世界であり、有形世界は対象の世界であって、後者は前者の影のようなものである(ヘブル八・5)。有形世界で生活した人間が肉身を脱げば、その霊人体は直ちに、無形世界に行って永住するようになる。」

 

(2) 霊人体の構成とその機能

 

「神を中心として、霊人体と肉身が完全な授受作用をして合性一体化することにより、四位基台を完成すれば、その霊人体は生霊体になるが、このような霊人体は無形世界のすべての事実をそのまま感ずることができる。このように、霊人体に感じられるすべての霊的な事実は、そのまま肉身に共鳴され、生理的現象として現れるので、人間はすべての霊的な事実を肉身の五官で感じて分かるようになる。生霊体を完成した人間が地上天国を実現して生活したのち、肉身を脱いで霊人として行って生活する所が、すなわち天上天国である。それゆえに、地上天国が先に実現したのち、初めて天上天国も実現できるのである。」

 

先回の投稿で、

 

「地上天国は実体の真の父母と共に暮らす所であり、天上天国は永遠なる霊的な『神様父母』と共に暮らす所です。…アダム・エバが天上天国に上がっていけば、彼らが神様の位置に立つのです。そうして神様が、実体を着たアダム・エバの体として変化した、霊的な主体的主人公として現れるようになるのです。霊界に行くようになれば、『神様お父様』だけいるのではないのです。『神様お母様』がいるようになる、ということです。お母さん、お父さんなしに生命体が生まれ得ますか?そのようなお母さん、お父さんのように、アダム・エバの背後には、神様が分かれて出てきて、一つになっているのです」(1977.1.1)
「アダムが誰か?『横的な神様』です。神様は何か?『縦的な神様』だというのです。…それならばエバは何か?『縦的な神様』の前に『横的な神様(アダム)の妻』です。エバは『横的なオモニ神様』で、神様は『縦的なオモニ神様』です」(1982.4.26)

 

という御言葉を紹介しました。

 

「地上天国は実体の真の父母と共に暮らす所であり、天上天国は永遠なる霊的な『神様父母』と共に暮らす所です。」

 

「アダム・エバが天上天国に上がっていけば、彼らが神様の位置に立つのです。そうして神様が、実体を着たアダム・エバの体として変化した、霊的な主体的主人公として現れるようになるのです。」

 

私は、「神様の究極の夢」が、「生霊体を完成したアダムとエバ」が、地上においては、「真の父母」になり、天上(霊界)においては、「天の父母」となり、地上で繁殖した多くの「神の子女たち」が、天上において、「天の父母(神様父母)」とともに、永遠に、授受しながら、心情世界を築き上げながら、暮らしていくというものであるということと、理解しています。

 

「それゆえに、地上天国が先に実現したのち、初めて天上天国も実現できるのである。」

 

とありますが、私たちの永世する世界は、「天上世界」であり、その世界を実現するために、「地上天国」を実現されなければならないと言うことです。

 

私は、「神様の究極の夢」をかなえてあげたい者の一人です。

 

「神様御自身の究極の夢」は、「真の父母」(真のご家庭)を中心として、「地上天国」が実現され、「真の父母」が、「天の父母」となり、神様の子女たちが、地上において、神様に与えられた個性を伸ばし、その個性を中心とした創造性を高めて、地上においてもそうですが、特に、天上世界において、その個性と創造性を表現することを通し、神様が、驚かれるような世界が実現されることが、いかにすばらしい世界であるかと思います。

 

現実が、そのような世界を神様にかなえてあげることができるなどととても思えない状況ですが、「神様」はその夢を実現するために、この地上に「真の父母」を立て、「真のご家庭」を実現されましたが、現在は、理想的な状況にはありません。しかし、神様は、諦めることをされませんし、そのために、摂理をされるのだと思います。

 

 

励みになりますので、毎日 ↓1クリック↓ お願いします!!


にほんブログ村