「真の父母」と「真の御家庭」に何が起きたのか。

 

そのことを知るために、「歴史的事実」はどうであったのか。という観点で、今までの投稿でお伝えしてきたことをまとめてみたいと思います。

 

今回は、「顕進様の歴史的事実」ということでご紹介したいと思います。一回で完結する場合も、複数回かかることもあると思います。

 

「歴史的事実」を整理することによって見えてくることがあります。例え、その事実が受け入れがたい事であっても、事実は事実です。受け入れることも、拒否することも自由です。事実に対しての私の推測も入れますが、それは御参考にしてください。

 

・1960年  陰暦3月1日 文鮮明師、韓鶴子女史  約婚式

・1960年  陰暦3月1日「父母の日」、

・1960年  陰暦3月16日 文鮮明師、韓鶴子女史  御聖婚

・1960年   陰暦10月1日「子女の日」

・1967年  「お母様の7年路程勝利」

・1968年  1月1日「神の日」 制定

 

「神の日」の宣布後

 一九六八年一月一日、「神の日」が決定されました。「神の日」の決定と同時に、地上に神様が臨在される基準が立てられました。したがって、今から統一教会は地上において急速に発展していくことでしょう。そのような基準を立てたので、統一教会は、真理を中心として霊界の解放とともに地上の解放、そして地獄を解放するものとして発展していきます。なぜならば、「神の日」を迎えたその時から地獄が壊滅し、サタンも滅亡せざるを得ない立場に立つからです。それは理論的に正しいのです。それで、「神の日」の決定と同時に、先生の使命は完成されました。

 サタンが神様から奪っていったものを再び取り戻した基準が立てられたので、そこから初めて完成基準を地上に成すことができるようになりました。新郎と新婦がサタンを押しのけて出会ったのです。その一日が神様の念願だったのであり、二千年のキリスト教歴史の目的でした。新郎はイエス様として天を意味し、新婦は女性神として地を意味するのですが、この二人がお互いに出会うことによって、空中の権勢をもっていたサタンが粉砕され、天地が一つになったのです。宗教人の最高の目的を、私たち統一教会が果たしたのです。

 先生が一九六〇年から始めて一九六八年の一月一日を期して「神の日」を宣布する時までの内的受難の路程は、皆さんには分かりません。永遠に分からないはずです。先生は、サタンと対決して家庭的段階へ越えることができる一つの基盤を築いたのです。これは世界史的な勝利です。今ようやく天下を私の指揮下において、神様に向かっていくことができる自由な時代に入ってきたのです。

 「神の日」を決定することによって、今はサタン世界が天国の王権、父母の王権、子女の王権、万物の王権の支配下に入ってきたのです。今からは自分の思いどおりにはできません。「神の日」「父母の日」「子女の日」「万物の日」を備えたので、先生に属したすべてのものを、サタンが略奪していくことはできないというのです。なぜでしょうか。真の父母圏、真の子女圏、真の万物圏に属し、神様に属しているからです。型は小さいですが、これにサタンが手をつけることはできません。手をつけることはできませんが、包囲してすべて死亡の道へ追い込んでいくことはできます。

 なぜでしょうか。家庭が行かなければならない道はどこでしょうか。国家基準を越えてローマまで越えていかなければなりません。アダムは世界統一圏を失ったのであり、統一圏とともに天国と地上の王権を失ってしまったので、世界的水準まで越えていかなければならないのです。

 七年を経て一九六八年正月一日を中心として、このすべての蕩減の道を越えて「神の日」を策定することによって、お母様の権威が生まれ、地上に着陸時代が到来し、世界的進出の出発が始まったのです。氏族基盤の上に立てることができなかったイエス様の新婦基盤を経て、民族基盤を連結し、国家と世界基準を越えることができる七〇年代の三年路程を経て、世界基準を越える蕩減の道を築いていったのです。」(真の御父母様の生涯路程 10 五 四大名節の制定と七年路程の勝利

 

・1969年 文顕進 御生誕

 

顕進様は、「お母様の7年路程勝利」によって、「神の日」の制定がされ、その翌年にお生まれになっています。

 

つまり、「勝利された真の父母」からお生まれになられた第一子(初子)の男子ということになります。

顕進様は、「勝利された真の父母」の初子の男子ということで、孝進様とともに「真の御家庭の長子の立場」となります。

 

・1970年 金孝律氏、長男孝進氏の世話をお母様により依頼され、「真の御家庭」に入る

 

『金孝律(ピーター・キム)氏は、一九六五年に統一教会に入教、その後二年半、開拓伝道師と教会長を務め、一九六八年にはソウルの韓国文化部で雑誌の編集に携わった。文夫人から当時小学一年生の長男孝進氏の世話を依頼されたのは、一九七〇年三月のことだった。それ以来今日に至るまで、金氏は文師の家庭と生活を共にしてきた。』
(久保木修己監修「文鮮明師とダンベリーの真実」(1989年 光言社刊))

 

その金孝律氏に対して、御父様の御言葉があります。

 

「サタンが私の家庭に侵入することさえ許可しなければならなかった。そうだよ。ありとあらゆることが起きたよ。孝進を見るたび、孝律(ピーター金)の顔を殴りたくなる。あいつめ。「あいつを殺してやる」と息子皆が言ったよ。孝進は「殴り殺す」と言っていた。顕進も国進も皆、「あいつら、殴り殺してやりたい」といった。あの者たち。だれも信用ならない。

御旨のため、お父様に近いものは裏切るんだよ。お父様の息子も裏切るものが出て来る。

息子、娘も「もう一緒に暮らせない」と言って、祝福の相手と別れたいと言いだすだろう。それを心配しているんだ。何を言っているか分かりますか。

この時は深刻な境界を超えるときだ。サタンは神様を通過してその体にまで侵入した。サタンはアダムとエバの体にも侵入した。その子孫の復帰のときには、寝室まで侵入してその印を残す。しかしそこで終わりだ。サタンは王子を殺すことはできない。その体を切り刻みあざを残すことは出来てもそこまでだ。でもそれが最終段階ではない。最後の破壊的一撃はなんでしょうか。生殖器だよ。生殖器!血統を汚す。

それが最後だ。それ以上サタンは何も要求できない。サタンが真の子女を誘拐できないことを喜ばなければならない。あらゆる噂、あらゆる問題が出てきても命を奪うことは出来ない。もしサタンがそれをすれば、底なしの深みに落ちる。そこには絶対に救いがありません。それを知っているからそれ以上できない。サタンは全部知っているのです。このように全てのことを知って、自分たちの行く道の前に自信をもって進まなければなりません。

文鮮明師御言選集Vol. 312 P179~181, 1999. 10. 15. (ウルグアイ)
 

顕進様は、お母様と後にサタンと言われる金孝律氏が出会われる直前に、お母様に宿られたということが解ります。

 

イエス様のときは、

「さて、ヘロデは博士たちにだまされたと知って、非常に立腹した。そして人々をつかわし、博士たちから確かめた時に基いて、ベツレヘムとその附近の地方とにいる二歳以下の男の子を、ことごとく殺した。」マタイの福音書 2-2-16

とあるように、ヘロデ王の背後にあってサタンがイエス様を殺害しようとしましたが

 

「顕進様」の場合は、サタンが、金孝律氏を通して、「お母様」の「胎(お腹)」の中に入り、「勝利された真の父母」の「初子」に入り地上に生まれることを阻止しようとしたことが推測されます。

しかし、サタンは、入ることができず、「再臨主の息子」、「勝利された真の父母」の「初子」である「息子」がこの地上に誕生されたということです。

 

「再臨主の息子」、「勝利された真の父母」の「初子」である「息子」は、「メシア」「キリスト」「次世代の真の父母」の「資質」を受け継いで、この地上にお生まれになられています。

 

「顕進様」は「キリスト」の権威と権能を神様より与えられてお生まれになられているということが言えると思います。

 

それ故に、

 

サタンは、「真の父母」に入り、「真の御家庭の御子女様に入り」、「顕進様」を地上から葬り去ろうとしたということができます。

 

 

 

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