「お母様の原点」の続きです。

お母様が御父様の「実の娘」であるという可能性を一層高める御父様御自身の御言葉があります。

『アダムとエバが堕落するとき、天使長が姦夫サタンとなって、自分の愛する妻を奪い、息子と娘をすべて滅亡させ、その家庭と世界全部を破綻させたという、この事実をどのようにして忘れるというのですか?(中略)そのために(堕落世界は)近親相姦関係まで行くのです。近親とはだれのことですか?親子の関係です。一番近い愛の関係において混乱が起こるのです。(中略)ですから、天の反対の立場であるサタンは、世の中で貴いということのすべてを奪っていったのです。神様が最も貴く考えるのは、近親絶対理想的相対関係であり、近親相姦関係ではありません。それを近親相姦関係にしてしまったというのです。』
(「七・八節」(天地父母天宙安息圏宣布)の御言1997年8月9日九里市水澤洞・中央修練院 )


なぜ、御父様は、上記の御言葉を語られたのでしょう。

一番目のお母様との「真の父母」が破綻していなければ、

御父様と現在の「真のお母様」とのご聖婚は実現していなかったわけですが、

上記の御言葉も、実の娘である「お母様」とご夫婦の関係になられたゆえに、御父様が、上記の御言葉を語られたのであって、本来は、存在しない御言葉であると私は捉えています。

上記の御言葉は、御父様とお母様が「親子」であることを示唆しています。

血液型は、同じ「B型」だそうです。

DNA検査をすれば、100%とはいきませんが、「親子」かどうか解かると思われます。

先回の投稿と今回の御父様の御言葉により、「お母様」が「再臨主」である「御父様」の血統を受け継いでいるということになります。

お母様が出生されるときの「再臨主」として生まれてくるという啓示が、大母様だけではなく多くの信徒にあったということも、既に地上に降臨されていた「再臨主」である御父様の他に「再臨主」が生まれてくるという啓示は、「御父様」の血統を受けづいた「お母様」であることを啓示を通して示唆されていたということであると思います。


また、見方を変えて見ると、「再臨主」が地上に生まれているにもかかわらず、新たに「再臨主」が生まれてくるということは、「再臨主」である「御父様」を否定する啓示でもあると思われます。

結果論ですが、

現在のお母様の独生女の主張は、お父様の血統を受け継いで生まれたということに対し、サタンを中心とした「再臨主」の御父様のあとに生まれた「女の再臨主」(胎中で聖別された状態:無原罪=メシア)という行き過ぎた理解となってしまっていると思われます。

また、御父様の御聖和が、「再臨主」である「御父様」を否定という側面があるということを「お母様の出生の啓示」は示唆していると思われます。

本来、実現されるべきでなかった、「再臨主」と「再臨主の娘」との御聖婚は、キリスト教の摂理の失敗や、第一のお母様の失敗の蕩減として、実現されてしまったと私は、理解していますが、そのことは、

御父様にとって非常に難しい困難な「真の父母」の道となってしまったと思います。

投稿『「アボジは原理的にするが私はそうではない」という恐ろしい言葉』で紹介しましたが、

『文鮮明先生み言選集』を研究されとられる方の「御父様のお母様に関する御言葉」があります。

「アボジは原理的にするが私はそうではない」とお母さまがお父様に、面前と向かって躊躇せず語られたことがあるそうです。
真のお母様は「アボジは原理的にするが私はそうではない」という恐ろしい言葉を面前でも躊躇せずに吐かれた。事の始終を問わず真のお父様に加えられた衝撃を推し量ってみると、これは優に最悪の言語の暴力であると同時に限界線を越えた失言に違いない。真のお父様は女性一人を育てて理想的妻、宇宙の母に再創造することが自我主管完成や天下統一平和世界創建より難しいことだと吐露された。しかし真のお母様の一言の言葉と態度が真のお父様と天地に及ぼす影響の莫大さを知って、あまりにも難しいとしても貴重に考え一生涯責任を負って受難を忍耐して最後まで為に生きようとされた。」

「真のお母様は幼い頃から寂しく育ち関係世界の訓練が不充分で自分第一主義と言われた。家庭問題があればいつも自分を中心として慎重に考え、真のお父様を中心として慎重に考えることができない。」


「お母様」が「御父様の娘」であり、「長女」であり(ゆえに息子たちを外してご自分が後継者となられました)、無原罪で生まれてこられた「独生女」であるということ、しかし、「御父様」との御聖婚は、本来実現することがなかった事が、摂理的蕩減として実現されたということで、これらが「お母様の原点」となると思います。


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