前回の投稿の続きです。

お母様がお父様の娘であるという自覚が無い場合のお母様の7月1日の講和の御言葉の根拠を見ていきたいと思います。

先回、挙げたお母様のみ言葉のポイントは、

●「ここに座っている真の母は、「6千年ぶりに誕生した独り娘です。」 
● これまでの2千年歴史は、独り娘を探してこられた歴史です。
● 「血統転換」、私は胎中にいる時からそうなのです。
● お父様の歴史は、イエス様の使命を引き継いだその時、その瞬間がお父様が独り子となられた資格です。
● そして清平のことに対してあれこれ言ってはなりません。
大母様の特別権限です。これは天が聖別して育ててきた独り子の家門です。分かりましたか!他の者たちは、お父様に近い人だといってもこれはできません。大母様だけができることです。

でした。日本訳が間違っていなければ、お母様が上記の御言葉を語られたというのは事実で、誰かがこの御言葉を捏造したというようなことは無いということを確認しておきたいと思います。

というのは、これからのお母様の方向性は、お母様は天が聖別して育ててきた独生女(独り子)であり、お母様が天の摂理の最終目的・最終再臨主であるというような論理を展開していくと思われます。

それでは、お母様の出生に際しての証しがとても注目されます。

ちゃぬさんのブログ、タイトル「騙されるな!洪順愛大母様の証は教会の都合のいいように書き換えられている 」に、

「懐妊なさった大母様と食口たちに天の驚くべき啓示がおりました。唯一の望みが再臨主に出会うことだったのですが、天の啓示が、「順愛よ、おまえのおなかの中の赤子は再臨主であられる。貴く心に留めよ」というものでした。それだけではありません。複数の信徒たちにも「順愛のおなかの中の赤子は再臨主であられる。貴く心に留めて精誠を尽くしなさい」という啓示がありました。」

「ところが当時、大母様とすべての信徒たちは喜びとともに一方では怪訝に思いました。再臨主と言われたのに男の子ではなく女の子が誕生したのです。」
(2003年発行「真の愛の勝利者」姜義弘女史(36家庭)の証より)

と書かれています。

「洪順愛大母様が懐妊したとき洪順愛大母様と共にいた聖主教団信者たちにも「再臨主(男)」が生まれると啓示があったとしています。そして、聖主教信者全員が「男の子」が生まれると確信していて、てっきり男が生まれると思っていたら、女が生まれたので全員がっかりしたと書かれています。」

ということです。

ちゃぬさんの主張は、

「大母様(洪順愛)以外のいろいろな昔の教会信者の証を読んでいると、どうも啓示で「メシアの妻になる娘を与える」などとは言われていなかったのです。真実は逆で「メシア(男の子)を送る」と啓示を受けていたのです。」

そしていくつか、その根拠を挙げています。

もし、お母様が、男の子として生まれたならば、洪順愛大母様も聖主教団信者たちもお母様を再臨主として育て、侍られたと思われます。

教会の主張とちゃぬさんの主張は全く違いますが、まず、注目したいことは、神の啓示があったこと、聖主教団信者たちに祈られながら誕生されたこと、です。

お母様がお父様の娘である可能性」で書きましたが、また、お母様も講和で語られていますが、

(1)文教祖と洪順愛(大母様)の生まれ故郷は二人とも平安北道定州(家は数キロの距離) (2)洪順愛の母方(趙元模)の趙氏家門は昔、定州で名の知れた富豪であった
(3)洪順愛の母方の先祖の趙漢俊の話は伝説として定州で知らない者はいないほど有名
(4)洪順愛の母方の先祖の趙漢俊の架けた橋は定州で名所になっている
ちゃぬさんのブログ、タイトル「真のお母様(韓鶴子)誕生秘話(8) 」より


「洪順愛の母方の先祖の趙漢俊の話は伝説として定州で知らない者はいないほど有名」に関して、
お母様は講和で、

「この韓族を通して天は、皆さんが知っているように本来、天子を送ろうとしたのですが、趙漢俊(チョ・ハンジュン)お祖父さんの銅銭3銭が引っかかって天子ではなく天女を送るとおっしゃいました。これは伝説ではなく、事実です。」

と語られましたが、このことに関して、ちゃぬさんのブログ、タイトル「嘘!歪曲!趙漢俊伝説を「天女(神の一人娘)を送る話」に勝手に作り替えた文教祖 」に、

「もし漢俊が七文で草鞋を買わなかったならば、明の皇太子に生まれ変わったのに、七文を利用したから皇女に生まれ、惨殺されたのだという話である。」

(ミロク信仰の研究・宮田登著・未来社)

「文教祖、鶴子夫人はそろってこの話を後に天女(神の一人娘)が生まれる話として信者に話しています。
これを読むとわかると思いますが、のちに「天女を送る」などどこにも書かれていませんし、そういうように解釈しようにもどこをどう解釈したらそう読めるのか、はなはだ疑問です。」

とちゃぬさんは書かれています。

また、

「もともとこの話を言い出したのは鶴子夫人ではなく文教祖のようですが、文教祖の歪曲解釈がこの「天女(神の一人娘)を送る」話にすり替えて、鶴子夫人の「神格化」に利用したのでしょう。」

ということで、

「趙漢俊(チョ・ハンジュン)お祖父さんの銅銭3銭が引っかかって天子ではなく天女を送るとおっしゃいました。これは伝説ではなく、事実です。」

という話は、事実は、創作のようですが、

問題は、お父様が、趙漢俊の伝説の最後に付け足された、「天女(神の一人娘)を送る」の話と、お母様が再臨主として生まれるという啓示の中で、多くの信徒の祈りの中で誕生されている経緯から、

お母様は、女として生まれたけれども、そもそも、再臨主の資格をもった「神の一人娘」であるということを主張始めておられるということです。

お母様は人類の真の父母の「真の母」という立場を得ています。

最高の立場ではないでしょうか。

いまさら、

●「ここに座っている真の母は、「6千年ぶりに誕生した独り娘です。」 
● これまでの2千年歴史は、独り娘を探してこられた歴史です。
● 「血統転換」、私は胎中にいる時からそうなのです。

などと言われなくても「真の母」の立場以上の存在はないのではないのでしょうか。

お母様は、「真の母」以上の存在となりたいと思われているのでしょうか。

一般的、真の父であるお父様が、イエス様以降、2000年の歴史が探し求めてきた一人息子、「再臨主」であり、お母様は、お父様によって、「真の母」という立場に立たれましたが、お母様は、「再臨主」ではありません。

どのように頑張ったとしても、「再臨主」にはなりえません。

しかし、「再臨主」であるお父様がご聖和された現在、本来では、お母様が男として生まれて「再臨主」となるはずであったという啓示の実現を果たすことができるのではないか、

もしかしたら、お母様と洪順愛大母様の潜在的悲願の実現を果たそうとされているのではないかと私には思えてしまいます。

主管性転倒の道を歩み始めた「真の母」』で紹介しましたが、

2012年, 1, 19(木)天正宮訓読会で、お父様が、

「安州(お母様の故郷)と 韓氏(お母様の名字)は、自慢してはいけない!そんなことをしては、母親になれない。」

と言われています。

お母様は、「母親」になろうとは思ってはいないかもしれません。

1995年一月の清平役事において、洪順愛大母様が登場し、金孝南氏の長男を大母様の養子にし、韓の姓を名乗らせたということを考えると、いわゆる格下である家系の文家の子孫のお父様に対して、お母様の家系が格上であり、お父様の「再臨主」の立場に本来ならば、お母様がなるはずであったという思いが、お母様と洪順愛大母様親子にくすぶり始めたのかも知れません。

お母様が「再臨主」という立場に立つというお母様と洪順愛大母様の悲願をお父様が地上から居なくなったこのときに実現しようという、動きが始まったのかもしれません。

堕落性本性の「自己の位置から離れる」というのはまさにこのことではないでしょうか。

背後には、そのことを正当化しようという理論構築をされている呉教授の存在があると思われます。

これからは、この方が構築された、お母様がお父様を超えた存在であるという理論が全面的に表立ってくると思われます。

お母様にお父様の娘であるという自覚が無い場合においても、「趙漢俊(チョ・ハンジュン)お祖父さんの伝説」により。また、生まれるのは「再臨主」であるという啓示と多くの信者の祈りの中で誕生されたという経緯により、それらが根拠となり、お母様が「独生女」であり、『「血統転換」、私は胎中にいる時からそうなのです。』ということを語られたということが言えると思います。

読んでいただき、ありがとうございました



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