映画『チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像』を見に行ってきた・・・ | 背中から入る悪魔

背中から入る悪魔

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面白かったけど・・・

ファイナルって感じには思えなかったが・・・


映画を見ているうちに


ミシュレ

篠田浩一郎訳

魔女(下)

岩波文庫


のワンシーンを

を思い出してた。


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ひとりの天使が救ってくれた


マドレーヌは言った。


女は男たちから、

鼠どもから身を守った


しかし自分自身から

自己を守ることはしなかったのだ。


牢獄というものは

精神を堕落させる

ものである。


女は悪魔のことを夢想し、

自分に訪れるように呼びかけ、


ルーヴィエで悪魔が彼女を悩ました、

あの恥ずべき、

耐えがたい喜びがふたたび訪れるようにと

懇願していた。


悪魔は二度とふたたび帰ってこようとはしなかった。


悪魔を呼び寄せる力は、

この女のうちですでにおわっていたし、

官能はすさんでいた、


というより

消えてしまっていたのだ。


それだけにまた、

女は自殺の欲望にとらえられた。


ひとりの牢番が

牢のなかの鼠どもを退治せよ

と言って、


毒薬をあたえておいた。


女はそれを呑みこもうとした、


そのときひとりの天使がおしとどめた

(ひとりの天使か、

 それともひとりの悪霊か?)、


とすれば、


その天使

女に罪を犯させるため、

生きのびさせたことになる。




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