2回目のブックママ | 君に話したいことがあるんだ

君に話したいことがあるんだ

2016年6月12日に亡くなった妻へのメッセージです

今日は小学校で2回目のブックママならぬブックパパに行ってきたよ。

前回が6月だったから、もう4ヶ月も経ったんだなあ。

それなのに、今日は次男が朝から熱でダウン。一人で家で寝かせて、ぼくだけ学校に行ったんだ。なんか変だよね。

前回は『せいめいのれきし』という本を読んだんだけど、反応がイマイチだった。地球が生まれてから恐竜が生まれるくらいまでの話だったから、一部の男子は食いついたんだけど、それ以外はさっぱりで。

今回は、前回約束したから、とりあえず『せいめいのれきし』の続きを読むことにしたのね。

そうしたら、今回はクラス全員がものすごく前のめりで聞いてくれて。

何だったんだろう。

4ヶ月経ってみんなが成長したのかな。

それとも、恐竜時代から現代までの話だったから、自分と地続きの話と捉えてもらえたのかな。

で、少しだけ時間が余ったら、クラスのみんなが「もっともっと」と言ってくれたので、もう一冊『ぼくだけのおにいちゃん』という本も読むことになって。

二冊とも自分の家から持ち込んだ私物だったんだけど、結果的に持って行って良かったよ。二冊目の方もみんな夢中になって聞いてくれたんだ。

特に後半の、弟がお兄ちゃんとはぐれて一人になっちゃうところは、クラスのみんなが不安そうな表情になって、本当に可愛かったんだよ。

帰り際には次男の友達に「明日も来て下さい」なんて言われて、大成功だった。次男も来てればなあ。

君がやろうと思ってできなかったブックママ。ぼくがちゃんとやってるからね。