私死んだわ1回 

他人の体でだけど

朝方まだ夢と現を行ったり来たり〜みたいな頃、すっごい金縛りにあった

覚醒しつつある頭では(あー所謂金縛りってやつだこれ ダルいなぁ 力入れるの…)って思ってた

もう一方のまだ夢半ばにある頭?の中では私はマフィアだかヤクザだかの体に憑依してて修羅場状態にあった

抗争の末か私怨か何なのかわからないけど、とにかく絶対絶命もう何しても無理な状況  

ほんとに無理で相手(姿は見えない)から銃殺された

あー、死ぬ時ってこんな感じなんだって思ってた
目は霞んできてて焦点も合わないけど、何かの音声だけは聞こえてた

心臓が少しずつ動くのをやめてく感覚まで感じて、息ができなくなってくけどそんなに苦しくなくて ただ眠いって思った

ここで寝たら死ぬんだなって思ったけど、でもいいか どうせ私は自分の体に戻るだけだって確信めいたことを思った

目が覚めた私(まだ少し夢の中)は普通に戻ってきたことを納得してて、やっぱりなって軽く思うだけだった

それで金縛りが解けたんだけど、死んだ瞬間の感覚が残っててちょっとだけドキドキしてた

だから多分私1回死んだ

でも自分じゃない知らない誰かの体だから無傷 しかもその体の持ち主は「昨日」死んだ、どっかの普通に生きてたら関わりあいがない世界の人だった

ジンみたいな人の体で死んだ

夢なんだろうけどものすごく感覚とかまでリアル?な夢だったな

とにかく鼓動が働くことをやめてく感覚を全身で感じてるのに、自分じゃないって事をわかってるからか怖くはなかった

死ぬっていう「段階」を経験させられたような夢

…よく考えたら怖くね?