皆さん、こんにちはびっくりマークSammyです。

 

2日目の朝を迎えました。

日本で見ていた天気予報では滞在中ほとんど雨模様のようでしたが、この日は快晴晴れガイドのジェームズ氏曰く、ブルネイでは天気予報はあまりあてにならないのだとか。The Rizqun Internationalも朝日を受けて、改めて立派ないで立ちです。

 

 

豪華な朝食からスタート

朝食は、前日の夕食を食べたのと同じロビー階のレストラン。チェックインの際に日付の入った朝食クーポンをもらいますので、忘れずにレストランへ持参してください。入る際にスタッフに渡すことができなければ、食後にテーブルに置いておくか、出る際にスタッフに渡しましょう。

 

初日なので、ビュッフェ台に乗っていたお料理の蓋をすべて開け、写真を撮ってみました照れ

 

 

 

 

 

 

 

 

全体的に中華系のお料理が多目の印象で、日本人には馴染みやすい朝食と言えるのではないでしょうか。すごいのは、今回3泊して3回朝食をいただきましたが、ロティ(クレープのようなもの)とチキンカレー以外、滞在中同じメニューが出ていなかったこと。これなら、連泊しても毎日違った朝食を食べることができて飽きがこないですね。

 

これらのメイン以外にも、スープ系や麺類、お粥のコーナー、卵料理のライブキッチン、パンやケーキのコーナー、フルーツやヨーグルト等のコーナー等があり、とても充実した内容となっていました。

 

朝からしっかりと食べ、いや、食べ過ぎてウインク、いよいよこれからブルネイ最初の観光がスタート。バンダルスリブガワンの市内観光へと出かけます。

 

ジャメ・アスル・ハサナル・ボルキア・モスク(新モスク)

バンダルスリブガワン市内観光、まずはホテルからもほど近い、ガドン地区にあるジャメ・アサール・ハニサル・ボルキア・モスク、通称新モスク(ニュー・モスク)からスタートです。

 

 

このモスクは、現国王ハサナル・ボルキア国王の即位25周年を記念して建てられたもので、8年の歳月をかけて1994年に完成しました。現国王が第29代のスルタンであることから、29個の金のドームがあしらわれています。

 

金曜日と宗教行事が行われる日を除き、異教徒でも朝8時~11時30分、午後2時~3時の間内部に入って見学することが可能です。

よく、内部の写真撮影やビデオ撮影は禁止、と書かれたサイトを目にしますが、下矢印の写真下部にも記載されているように、失礼な方法での写真撮影やビデオ撮影は禁止となっていますので、マナーを守っての写真やビデオの撮影なら問題ありません。今回の訪問でも、内部の写真撮影はさせていただいています。ガイドが同行しているのであれば、ガイドの指示に従いましょう。

 

 

豪華絢爛な内部にうっとり

では、モスクの中に入ってみましょう。

まず、モスクを訪れる際の大前提として露出の多い服装は控えてください。その上で、女性はどのような服装であっても入口で借りられる黒いローブを着用する必要があります。無料で借りられます。なお、頭部をスカーフで覆う必要はありません。

男性も、ショートパンツを着用している場合には、同様に黒いローブの着用を求められます。半袖のシャツを着ているだけではローブを着用する必要はありません

 

 

礼拝のためにモスクに入る場合には、体を清めてから入らなくてはなりません。そのため、どんなに小さなモスクでも、 手・口・鼻・顔・腕・髪・足 を清めるための洗浄施設が備えられています(もちろん、モスクの規模により洗浄施設の規模も異なりますが)。そして、それは男女別々となっています。このモスクは規模の大きなモスクですので、洗浄施設も立派なものが備えられていました。

 

 

 

内部は大理石をふんだんに使った床と柱、贅沢に空間を広々と利用した解放感のある佇まい。異教徒である私たちですら、この空間を共有しているだけで心が洗われるような気持ちになるようです。

 

 

 

 

 

礼拝の作法を教えてくれる看板も立てられていました。英語と中国語の2か国語で書かれています。

 

 

男性用の礼拝室に入ります。洗浄施設と同様、礼拝室も男女別々です。

訪れたのは礼拝の時間ではありませんが、初老の老人が一心祈りを捧げていました。邪魔にならないように見学します。

内部は冷房完備。真っ白なドームとそこから吊り下げられたシャンデリアが贅沢で素晴らしいデザイン。思わず、あんぐりと口を開けてしまいそうでした。統一感のあるカーペット、そして、メッカの方角を示すメヘラーブと説教壇も、モザイクのデザインでとても煌びやかなものでした。

 

 

 

 

一般人の入口とは別に、国王専用の入口が設けられていました。ここにはエスカレーターも設置されています。ブルネイではいかに国王が尊敬を受けているのかを伺い知る一幕でした。

 

 

モスクに入った時から気になっていたことがあります。

それは、たくさんの人々が集まって立っていたり、階段に腰かけたりしていたからです。実はこれ、亡くなった方の棺の出棺を待っている人々だったのです。

 

イスラム教では、誰かが亡くなるとモスクで遺体を清め、聖職者により祈りを捧げてもらった後、死後24時間以内に埋葬することになっています(埋葬は土葬)。日本で言うところの「葬儀」に当たるものは、埋葬後に行うことになります。

先ほどの人々は、お清めとお祈りが終わって棺が出てくるのを待っていたのでした。

 

棺を担いだ人々がでてきました。

写真を1枚だけ撮らせていただきました。

本当はこれは、先ほど書いた失礼な方法での写真撮影に当たるのかもしれません。それでも、偶然出会ったイスラムの風習を知っていただきたく、撮らせていただきました。お許しください。

 

 

この豪華絢爛なモスクの特に外観は、見る角度によって、そして、見る時間帯によっても様々な表情を見せてくれます。

訪れた際には、色々な角度から眺めてみることをお勧めします。

 

 

★★★★★

 

ジャメ・アサール・ハニサル・ボルキア・モスクを後にし、次はバンダルスリブガワン市内へと向かいます。

 

※※※つづく※※※

 

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