以前、タレントの皐月みどりさんが、家で転び頚椎を圧迫骨折したが、コルセットを着けて仕事をしていたと言う。女性の気力、エネルギー凄いですね。

私も、15年ほど前に、乗馬中に落馬して第1腰椎圧迫骨折をした。救急車で病院に運ばれ、6週間病床で上を向いたままでした。起き上がるなんてとんでもない、食事はラッコのように食べました。

夕飯は、妻が食べさせてくれましたが、寝返りも打てず大変でした。

夕飯を、妻に食べさせてもらい、体を拭いてもらい、さっぱりして就寝です。

入院から3日目に、大田(テジョン)と水原(スオン)の姉たちを伴って、慶州から母親が飛んできた。姉たちは、それぞれ夫や子供たちを家に置いて来たらしい。

ちょうど私の娘・世慶がイギリスに留学中で、私の入院後直ぐに、英語、韓国語、日本語の混ざった、もの凄いメールが来ました。『私、帰りましょうか?』

そのくらい、家族は心配していました。

でも、その前後に、2人の知り合いの女性が、家で転び腰椎圧迫骨折をした。

彼女たちの凄いのは、子供さんが大学受験で寝ていられない。コルセットを強く締めて、頑張ったことです。彼女たちの話を聞くと『子供の大学受験で、必死でした。』と・・・・・

その女性の気力、エネルギーはどこから来るのでしょうか?

軍の初級将校の教育では、『真の勇気は、職務に対する責任感。』と教えられるが、皐月みどりさん、2人の知り合いの女性は、まさに『家族と職務に対する責任感。』でしょうか?

『柔良く、剛を制す。』と言われるが、正しくそのとうりでした。

経験者でないと判らないでしょうが、腰椎圧迫骨折も頚椎圧迫骨折も、とても痛いですよ。
私は、病院で3~4週は、起き上がる事ができなかった。

コルセットを強く締め、その痛みに耐えて、家族や仕事の為に頑張るとは・・・・・
女性は、凄いです。

3日前、オペラ【フィガロの結婚】を見ました。
感じたのは、・・・男は、女性の手のひらの上で、暴れ、もがいているだけだ。