それは、
先週の日曜日の朝の出来事だった。
朝早く、近くでチュンチュンと
鳥の鳴き声が聞こえて
目が覚めた。
結構大きな声で鳴いていた。
外に出るとまだ鳴いている。
どこだろ？
と、探していると
地面の上にいました。
コンクリートの上に１羽の雀が
まだ子供？
チュンチュン、チュンチュン
親鳥を呼んでいるようです。
塀の上には親と思われるスズメが
こっちを見ていた。
・・・
どうしたらいいのか・・・
そういえば、子供の頃、
同じシーンに出逢った事がある。
その時におかんが、
「触ったらあかん。触ったら人間の匂いが付いて親が育てなくなる。」
と、言っていた。
昼過ぎにもう一度見に行くともう子雀の姿は無かった。
おかんの言っていた事は正しかったのだろうか・・・
親鳥が連れて帰ったのだろうか・・・
ネコかヘビに襲われてしまったのではないのだろうか・・・
助けてあげた方が良かったのではないだろうか・・・
後で写真で見ると、目も開いていないし、
羽も大人の羽じゃないし、
口元も雛の口をしている。
今となってはもうどうする事も出来ないのだが・・・
これも自然の条理。
無事巣立っている事を祈ります。