さらば、Bスタジオ
春は、出会いと別れの季節です。
新入社員との出会いがあったり、
配属が変わり番組とのお別れを迎える事もあります。
さて、
まずは、「出会い」。
4月7日から、中京テレビの「キャッチ!」という報道制作の
生中継コーナーを隔週金曜日で担当する事になりました。
中京テレビの中継車に座るのは、かれこれ……
もう思い出せないぐらい昔の話です。
その記念すべき第1回は、東海地方の人なら知っている「
ナゴヤドームのフィールド3.2個分の広大な敷地一面が「
といって、季節の花が植えられ花のまつりを開催しています。
今の季節は「チューリップまつり」(4月下旬頃まで開催)
約180万球のチューリップが咲いているこの場所から生中継!
のはずが、前日から雨。予報は本番当日の金曜から月曜まで雨!
これは、花の中継どころではないのではないか?
中継担当Dとしては、かなりのプレッシャーです。
こういう時、だいたい周りから
「お前、持ってないな~」とか
「第1回から雨かぁ~先が思いやられるな~」と
イジラれまくります。
ところがいざ、中継当日、現場に着いてしばらくしたら
雨は上がるわ、太陽が出てきて暑いくらいだわ
イチローばりに「オレ、持ってるな」と思いました(笑)
結局、中継は雨降らずに地面も乾いてるという事で
本当に外からの生中継では天候に左右されて胃が痛くなります。
そして、「別れ」。
昨年秋に中村区・笹島に移転した中京テレビですが
元々は、昭和区・八事にありました。
前述の「キャッチ!」生中継の翌日土曜日の午後。
「5時SATマガジン」という番組に関わった人達が
番組で使用していた、BスタジオとBサブに
取り壊し前に集まり、お別れ会を開いたのです。
このBスタジオは、
「お笑いマンガ道場」「P.S.愛してる」「小園総研」…
(
取り壊し作業のため。照明&美術バトンは全て下に降ろされ
カメラ倉庫あたりは廃棄ケーブルが散乱していました。
「5時SATマガジン」では毎週スタジオライブが行われ
第1回は、ノーランズが2曲も歌い、
バンドブームの頃は、あのX(エックス・注:現在の X JAPAN)が
テレビで初めて演奏したのもこのスタジオです。
数々のミュージシャンたちが、
演奏をしてくれていた贅沢な番組だったのです。
ドリカムやミスチルや福山雅治も来たのです。
業界に入りたてのAD当時はこの番組でシゴかれ、
現在の私があるのも、この番組のおかげだと思っています。
この八事にあった中京テレビ本館は
まもなく完全に取り壊されます。
これから中京テレビは、笹島の新社屋で
新たな歴史を刻んでいくのです。
その歴史の一翼を担うのが私の恩返しです。
皆さんも、自分の血となり肉となる番組に出会える事を。
名古屋制作部 洲崎 学
株式会社 極東電視台
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