受継がれる想い
子供の夏休みの宿題を見てあげてる時に
勉強について思いました。
皆さんは知ってますか？
世界の人口の4割強の人は文字が読めまないことを。
新聞を読めません。
手紙を書けません。
絵本を子供に読んであげられません。
アジアやアフリカに集中する、
文盲率の高い国では、
学校が極端に少ない。
学べる場所と通える余裕がないから、
当然文字は読めません。
『貧しいなら、経済成長の為、どんどんビジネスをすればいいのに』
と平気でいう日本人がいます。
『留学でもして故郷に技術を持ち帰るなり、
開発していけるよう頑張って国を豊にしていけばいいい』
と言う人がいます。
『そんな他の国の話されても、ここは日本なんだから』
と笑う人がいます。
私の行ってた国の子供達も
ほとんどの子は学校に通えず働いてました。
幼い時から仕事に出て、畑を耕し、
父母と共に家を支えています。
そんな子供達は言います。
文字を読んで書けるようになりたいと。
そしたら、
弟や妹に本を読んであげたいと。
文字を教えてあげたいと。
父や母に手紙を書いてあげたいと。
それが夢だと。
でも現実学校には通えません。
彼らがその夢を果たせる日は、
私達日本人にとっては当たり前にできる
嫌でもできる【勉強】というものができる日は、
限りなく遠い道の向こうにあります。
日本の文盲率は大変低いレベルにあります。
0％～1％と言われてます。
でも国民所得レベルは決して高いほうではありません。
日本もアジアの一部であり、例外ではないからです。
世界水準でもアジアアフリカ地方は、
アメリカヨーロッパに加えて国民所得が低いのが現状です。
なのに日本は文盲率の低さに秀でてる。
何故か？
それは、明治以降,
限られた自然資源を開発し工業化への努力を
怠らなかった当時の日本人によって、
成されたことであると共に、
教育の普及が加わってはじめて可能となったと言われてます。
そう。
日本が、国民所得が低いのに対して、
文盲率に関して極端に低いのは,
ご先祖様である明治以降の日本人から、
子孫である私達に受継がれていった
努力のたまものと最高の財産だと思えます。
勉強したくてもできない人がたくさん居るこの世界で、
私は改めて「学べる」ことに感謝したいと思いました。
子供にもその話をしました。
（ちょっと難しかったかな。笑）
そして、
兄弟や両親に絵本を読んであげたい。
手紙を書いてあげたい、
と願う彼らの心に比べ、
努力もしないで文句の多い日本人の多いこと。
字は読めなくても家族を思う心がある彼らは、
不可能に近くても夢を見、
希望を胸に前向きに生きてる。
まさに人として私達が習うべき部分を持った、
原点に思えます。
ということで、
ご先祖様から続く私達の
今あるたくさんの目に見えない財産。
そんな大切な恵を受継いできてくれた、
おじちゃんおばあちゃんに贈る
敬老の日ギフト♪
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いつも最後まで読んでくださり
ありがとうございます♪(*´ー｀)ノ
紫
