インドネシアバリの古木家具って?
当店で販売してるインドネシアバリより届く
古木家具(オールドチーク)
この時期がとても人気で、
どんどん在庫がなくなり、品薄になっております。
やはりバリというと「夏」「リゾート」
などというイメージが定着してるためか、
アジアン家具は夏に向けて売れ行きが良い。
最近では冬でも、
バンブーや籐、などの定番素材は、
人気があるとは聞きますが、
やっぱり暑い夏、
家の中に涼しさを感じる家具があるとそれだけで
落ち着きますね♪
上記の画像は私のリビングのソファです。
これはブラックバンブーといって、
あまりとれない、黒竹なんですね。
希少価値があり、また肉厚の黒竹でないと、
しっかりした家具は作れず、ヒビ割れなどもおきてしまう。
ということで、埼玉の倉庫まで足を運び、
詳し~~く見させていただき
大変気に入って数年前に購入したものなんです♪
お客様にもうけがよく、
うちの母が来た時にはここに座って
「気持ちいいわねぇ~」と随分和んで帰りました。笑
そして当店で今、人気の、
オールドチーク家具ですが、
オールドチークってあまり聞き慣れないですよね?
リサイクル?
古い木で作った家具なんて大丈夫?
そういうイメージ持ってる方って実は意外といまして。
今日は簡単にオールドチークのお話を♪
まずオールドチークの家具に使われているチーク材は
とっても貴重!!なんです。
何故か??
チーク材は、木の密度が通常の数倍密集していて、
狂いが少ないことから、高級家具に使われている堅い木材なんですね。
また水にも強いので、船の甲板にも用いられています。
そう、
インドネシアは世界有数のチーク材の産地なんですね♪
熱帯雨林の最適な環境が、チーク材の成長に恩恵を与え、
直径60センチ~1メーターにもなる、目の積んだ大木に育て上げていました。
ところが長いオランダ植民地のころにチーク材は乱獲され、
いまでは30センチにも満たない植林された若いチークが流通の主流です。
当時の富豪は、釘を一切使わずに、
ふんだんに入手できたチークの一級品だけで豪邸を作りました。
将来のチーク材の再利用を考慮してのことでした。
百年以上経過したチークで作られた家は、
最高級のチーク材で建築されていて、
今では新規に建てようとしても、材料さえ手に入らない貴重なものです。
そして、この年月の経過したチーク材を再利用して、
家具に造り替えようという運動が生まれました。
この家の材料から今、家具が生まれています。
若い目の粗い、白いチーク材に比べ、
重厚な味わいを持つオールドチーク材は、
インドネシア国内においてもA級の上、特級品と位置づけされています。
また、チークで出来た木造船、農機具のパーツを使い、
アンティックなスタイルの家具が出来上がるんですね。
しかしこの、再利用のオールドチークも
現在では探すのが困難なくらい数が少なくなっていて、
あと数年で底をつくと噂されています。
チークで出来た家具は使い捨て品とは縁遠く、
この先何十年、何百年も生き続けていくことでしょう。
そんな貴重なチーク材で作られた家具で、
皆さんも歴史の重みと
アジアならではの素朴な心地よい空間を
自室に再現してみませんか?(*^^*)


