大和魂
日本人のアイデンティティーと聞かれ
一番に思うのがわびさびの心を
私は思い起こします。
バブル崩壊後、
グローバル化に向けてひた走ってきた日本ですが、
ここに来て、日本古来の芸術品に大変注目が集まってるそうです。
先日、ある工房の方のお話を伺ったら
何万円もする陶器と何百円の単価の低い陶器が売れると。
平均価格のものはあまり売れないそうです。
格差の影響ですね。
中には、
海外への発送は、破損の危険を考えるとすすめられないと、断ったにも関わらず、
発送代がいくらかかってもいいから母国に持ち帰りたいと、
おっしゃった外国のお客様がいらっしゃったそうです。
伝統工芸など、目で見る有形の文化と、
武士道や流・式など無形の文化が存在する、
日本古来の美しく凛とした空間こそ、
まさにわびさびの境地。
きっとその外国のお客様も
そこに価値を見出したのだと思える、
そんなお話でした。
ある作家さんがこのような事をおっしゃってました。
拡大するのでなく、継承することに意味があると。
外国にいかに伝えようとか、
販売競争を勝ち抜こうとか、
新作を打ち出そうとか、
考えてないとおっしゃってました。
日本人としてのアイデンティティー。
同じ日本人としても、まだまだ
この域には達せない自分がいるけど。
凛とし、そして潔くあり、
一つの道を極める事。
大和魂にも通ずるこの精神をもって、
私も、これからずっと、
モノ作りに携わって行きたいと思いました。
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