友梨ちゃんに届け―捜索の輪を経て
毎年5月になると思い出す。
長男の誕生日の前日に連れ去れた女の子。
吉川友梨ちゃんが 連れ去られてもうすぐ4年。
毎年5月になると私は友梨ちゃんの話を友達にしたり
HPで記事にしたりしてる。
同じ時期になれば何かしら同じ行動をしてる人間がいるかもしれない。
どこからどんな風に糸がほぐれて解決に繋がるかわからない。
だから、結果なんの力にもなれてないけど、思い出し記事にしてる。
決して許してはいけない弱者を狙った犯罪。
誘拐は子供という抵抗できない存在への卑怯な行為だけでなく
大事な家族の絆を断ち、愛する我が子と引き裂かれる者に
どれだけの苦痛と悲しみをもたらすか。
そして国の宝である未来を担った子供への
どれだけの大罪かと思う。
生きている限り必ずどこかで誰かの目に触れることがあると思う。
声を出せず、気付いてもらうのを待ってるかもしれない。
必ず可能性はある、そう思う。
ご両親やお友達が信じてる限り助け出す可能性はゼロじゃないと思える。
私にはこうやってリンクを貼ることしかできないけど、
いつすれ違っても気付けるよういつも胸に刻んでいる。
同じ娘をもつ母として、
卑怯な罪を憎む人間として。
そう、同じように感じてくれる方が溢れる、日本であって欲しい。
画像から友梨ちゃんサイトにリンクできるようになってます
友梨ちゃんの特徴・当時の状況等記載されてます。
私はいつも思います。
もし明日、「いってきます」と言って学校に行った娘が帰ってこなかったら・・。
私は思います。
もし私がご両親でも、
必ず生きて戻ると信じ抜くと。
一人一人の想いが強い力となって
どうか形となりますように。
紫

