大学生になり、あれから霊体験はなく、

楽しい毎日を送っていました。

新しい出会いに、

新しい環境、

今まで味わうことのなかった自由に、

毎日幸せを感じていました。




大学1年の冬に彼氏ができました。

13歳年上の方でした。

その方と付き合って半年したころ、

その彼と遠距離になりました。





そんなある日の夜、

寝ていると急に金縛りに会いました。

以前とは違い、目は開けられるけど体が動かないのです。

そして、パトカーの音が聞こえてきました。

(↑このパトカーの音は私に聞こえるだけでリアルなパトカーではありません。)





そして、家の鍵がガチャっと勝手に開いたのです。

そして、誰かが入ってくる足音がします。






彼に鍵は渡してないので誰かわからず怖くて仕方ありませんでした。






すると、(当時ロフトの創りの家だったので)

その人が階段を登り私の元に近づいてくるのがわかりました。






そして、私の顔を男の人がじーーっと覗き込むのです。

まばたきもせず、大きな目で死んだような目をして

じーっと。





怖くて怖くて仕方ありませんでしたが、

またパトカーの音が聞こえて、

その音に反応し、家を出て行きました。





その人が家を出て行ってから

金縛りが解けました。






今思えば、【怖い男×パトカー音】は

彼と別れなさい。

という合図だったのだと思います。






でも私はそれが合図だったと気づかず、

彼と続いてました。





すると2週間後くらいからおかしいことがおこるのです。


・通帳の残高が0になっている

・家にあったパソコンがなくなる

・一緒にしていた500円玉貯金がなくなる





完全に彼を疑うべきでしたが、

恋は盲目とはこのことで、全く疑いませんでした。





それから数ヶ月後、実家に帰っていると、

実家に警察から電話がかかってきました。





窃盗の容疑で追っている人物の住所が

私の住所と同じであったため何か知らないか

ということでした。





その警察からの説明で、

私のもとからなくなっていったもの全て、

彼の仕業であったことを知り、

彼を逮捕するためのお手伝いをし、

ことは終わりました。



あの経験から学びもたくさん得ましたが、

今思えばあれは完全に

お知らせであったと感じています。