すご〜く恥ずかしいんですけど…

と、彼女が言った。


肩が凝って…

お灸をしてたら火傷しちゃって…

それがめっちゃヒリヒリ痛いんです〜


え?どこどこ?

見せてみて…と、私。

冷えピタを貼ってるのをペロンとめくってみせてくれる。

冷やしてるのが痛々しいというか

健気というか…


あ、ほんまや…

これは痛いよねぇ。

下着の肩紐とかも擦れて余計に痛そう…

かわいそうに…


すぐにメディカルアロマの傷やけどジェルを作って

塗ってみる。

それからカウンセリングを始めた。


自分が本当に何をしたいのかわからない時って

外からのエネルギーの影響を受け取りすぎて

本来の100%自分のエネルギーでいられなくなっていることが多い気がする。


彼女もそもそも彼女自身のバウンダリーの外側で起こっているいろんな出来事を

来るものはその都度やっつける(笑)くらいの勢いで

そこに外向きのエネルギーを注ぎ込んでいる感じがした。


エネルギーのベクトルが外に向いているので

自分が自分でないような…

そんな感じがしているのかもしれない。


しゃべりすぎているとか

周りの心ある人のアドバイスも

えーっ!しゃべったらあかんのー?

ちょっと意味わからん〜って感じで

そんなん、めっちゃじぶんに(言いたいことが)

溜まるやん!って思ったり…

もう、どうしたらいいのー?って。悩み出す。


まずはマナカードで

彼女がどう変わったらいいのかを聞いてみることにした。


出たカードはマナ。

エネルギーで満たされているカード。

しかもそのエネルギーは循環している。

変わるならばその方向性は

「自分自身のエネルギーを取り戻す」やね〜

と、私は話す。


彼女はとても頭の回転が速いから

言われたことに瞬時に反応することができる。

けど、それに反応できないもしくは理解できない人ももちろんいる。

そんな時、たくさんの言葉を連ねて説明するよりも

たった一言、魂に響くシンプルな言葉を投げかける方が効果的なこともある。


そのためには

頭(思考)で返すのではなく

ハートからの言葉を

エッセンスとして

伝えることがいいみたい。


まず自分のハートで選択して

自分の言葉を自分に響かせること。


喋りすぎといわれた意味は

自分の心を静かな湖面のようにして

自分のハートのところで答えを選択してから

シンプルな言葉で伝えたらいいよってことなんじゃないかな。


そんな話をする。


インディアンヒーリングは

ある意味儀式のようなもの。

ドラムで彼女にまとわりついた(笑)

想念や、思い込みや概念や…

こうあるべきものを取り払う。


セージで浄化し、

身体に触れていく。


オン&オフの切り替えが苦手だと話してくれた彼女。仕事でも管理職になって責任は重くなるし…

身体も常に緊張して固くしてしまう癖もあるみたい。

そこをなだめて赦してどんどん緩めていく。


最後にどこか触ってほしいところある?と、聞くと

「頭」って。

うんうん、私もそう思ってたよ。笑


頭は本当に大切に優しく優しく触れていく。

すると彼女がスースーと寝息をたて始めた。

よく眠れないときがあると話してくれた彼女が

ストンと子どもみたいに寝落ちして…

本当に愛しいなぁと思って

丁寧に丁寧に触れさせていただいた。


セッション終わって

「あー!寝てもたーっ!笑笑

スッキリした〜

なんかできそうな気がする…

本当に来てよかった」

と、彼女。


そんな彼女を見ながら私が言う。

「なんで肩をやけどしたかわかったよ。」


「え?なんで?」


「今さっき自分で答えを言ってたやん?笑

リュック背負うのが辛いって。

もう、(他人の)いろんなこと背負ったらあかんってことやね。笑」


「あー!そうかぁー!」


身体は本当に正直だね。

そんな痛いんやったらリュック背負われへんやん。笑笑

それが彼女への素敵なメッセージ。


それに気づいたならば

もうすぐその傷も治るね。


今日もありがとう。