2月の初めだったか
夢を見ました。
その夢の中では母が
緑色で金色の刺繍のしてあるとってもきれいなふかふかの緞子のお布団に
寝ていました。
亡くなったはずなのに
なんだかモゾモゾ動いていて…
え、もしかしてお母さん、生き返ったん?
って思った私は
階段を降りて主人を呼びに行きました。
2人で階段を上がって
障子をそーっと開けて覗いてみたら
母が布団から立ち上がって
お手洗いに行こうとしているところでした。
それをみた私たちは驚いて…
「大変!おじいちゃんに知らせなきゃ!」と、
電話をするのに携帯電話を探し
覚えていた電話番号を押そうとしているところで目が覚めました。
ちなみにこの電話番号は
私がむかーしむかーし、よく電話をしていた実在する父の会社の番号でした。
こういうのって潜在意識にしっかり刻まれてるんだなぁと私ごとながら密かに感心してしまいました。笑
なんだか不思議な夢だったなぁ…
って思っていたら同じ日に、
ピコンッと。
娘夫婦からラインが届きました。
超音波写真と出産予定日の写真でした。
そしてそのあとの電話で
私はこの秋、おばあちゃんになることを知ったのです。(*´艸`*)
私は真っ先に
母の笑顔を思い出しました。
私が息子や娘を妊娠したと母に電話をした時、
ものすごく喜んでくれたこと。
その時の母の気持ちと
今朝のラインを見た時の私の気持ちが
ぴったりと…
重なった気がしました。
赤ちゃんが母の生まれ変わりかどうかはわからないけど
偶然にも干支も同じ。
「命は繋がっていくんだよ。」
そんなメッセージのような気がしました。
母は夢で私に
このことが伝えたかったのかもしれないな…
娘は今
ゆっくりゆっくりと母になる実感を
味わっているところだと想像しますが
私は今
ゆっくりゆっくりとおばあちゃんになる実感を
味わっています。(*´艸`*)
反抗したり
従順だったり
感謝したり
後悔したり…
この歳になってはじめてわかる
あの時の母の気持ちがたくさんあります。
なんであのとき母の気持ちが
わからなかったんだろう。
わかろうとしなかったんだろうとか…
そんな後悔もあったりするけど…
いろんな思いを感じながら
確かめながら…
母の通ってきた道を
私も歩かせてもらっているんだなぁと。
今、母は本当にすぐ側で私たちを見守ってくれているような気がします。
そして私は
その時々の母の気持ちと
ひとつひとつ共鳴しながら
歳を重ねるごとに
さらに感謝の気持ちが深まっていくのかもしれないなぁと…
そんなことを思っています。
お母さん、
おかげさまでとびきり嬉しい母の日を迎えられましたよ。
お母さん、ありがとう。