ここ数日、この教会の前を通ることが多い。
ん?
もしかして通らされてる??まさかね。(*´艸`*)
そんなことを思いながら
ここは私の原点だなぁと。
憧れてた短大の入学式の日。
小さい頃からの自分の夢が
叶うかもしれない。
手の届くところまでやっときたんだっていう
期待と安心感と…
新入生代表で宣誓書を読みあげるという、
大役を頂戴し
一言一句間違えてはいけないという緊張感に包まれていた。
そう…
特にこの字。
敬虔(けいけん)…っていう言葉。
宣誓書に前もってサインをした時、
そういえば知らなくて(聞いたこともなくて)読めなかったんだ。
だから間違えないように何度も練習したのを覚えてる。
「敬虔」とは誰かや何かに対して深く敬意を持ち、自分の心をその人や物に従わせ大切に思う気持ちのこと。深い尊敬や愛のこと。
私はクリスチャンではないけれど
この言葉はとても心に響いた。
そして神さまに約束したんだ。
私は敬虔なる態度で幼子のために
保育の学びに努めます。と。
そんなことを思い出していた。
当たり前に思っていたことが
できていたことが
当たり前ではなくなってしまっている。
まるで震災の後のように…
震災や、台風や、ウィルスや…
自然の猛威は
突然私たちの生活を一変させてしまう。
そもそも当たり前って思えていたこと自体が
ありえない話なのかもしれないけど。
トイレットペーパーがお店からすっかり消えてしまうなんて
誰が予想できただろうか。
手に入れたときのあの安堵感は
なんなんだろう…
マスクがあんなに高値で売れるって
売る人も買う人もどういう思考なんだろう…
分かち合うのか奪い合うのか。
助け合うのか争い合うのか。
この世界に渦巻く
不安と恐れの中で
押し潰されそうになりながらも
私たちは今この瞬間に
どの波動で生きるのかを決めなくちゃいけない。
好きな人に好きって言おう。
大切な人に大切なことを伝えよう。
自然の美しさに目を向け
当たり前に思えることに感謝しつつ
子どもたちに明るい未来を伝えよう。
私はまた神さまと約束するよ。
私は敬虔なる態度で
愛の波動で生きることを選択します。
春分の日によせて。
今日もありがとう。