犬は
エネルギーに敏感だから
たくさんの人から1度に意識を向けられると
途端に落ち着きをなくす。
そこから目をそらし
本能的にブルブルしたりして
自分を落ち着かせようとする。

最近私にも
それに近いことがあった。

たくさんの子どもたちの前に立って
お話ししたり
歌を唄ったり
手遊びしたりすることには慣れているはずだったけど…

けど、
何人かの大人の前で
自分の想いを表現することが
とても難しかった〜

いつもと違って
表現できない自分に驚き、
みんなの意識が私に向けられていることが
単純に怖かった。

相手の望む答えを探す自分がいたり…
もう嫌だ!って言えない自分がいたり…
このままで十分に幸せだと言えなかったり…

すっかり私は混乱して萎縮してしまい…
そして
閉じていく自分自身を感じていた。

1人に対して意識を向けるということは
エネルギーが一点に集まるということだ。

エネルギーの流れを感じ、
混乱した自分を感じたら
エネルギーを奪われまいと
守りに入るのは自然なことのように思う。

魂の歓びを
自分の
言葉にして伝えるって
難しい。

自分の持っている想いを
言葉にして伝えるって
難しい。

私って
なんて表現力ないんだろう…

表現できない自分、
伝えきれない思いと
伝えられなかった無念さの中で
私はずっとモヤモヤしていた。

随分後になってからだけど
YESを言うワークを受けたはずなのに
その時は
それだけ自分にNOを言い続けていることに気づいた。

私が小さくなっていくと
信頼していたはずの
周りの人たちからのエネルギーは強く刺さるように感じた。
それが怖かったのだ。

でも
後になって落ち着いて感じてみたら

ほんとうにほんとうに
ハートの底から湧き出てくる歓びって
もしかしたら
言葉にできないものなのかもしれないと
感じた。

ちょっと意外だった。

今幸せだという想い。
全てのものに感謝する想い。
ただ自分が「在る」ことを感じた時、
涙が溢れてくるくらいの歓びに包まれること。

それは
言葉にできなくてもいいのかもしれない。

やっと腑に落ちた
宇宙元旦。

実態のない虹は
不意にそこに静かに現れた。
刻々と変化するその姿に…
ただ、そこに目を向けるだけで
こんなにも幸せな気持ちになれた。

それと共鳴するかのように
宇宙の大きな計らいに
今日も感謝して1日を終えようとしていた。

そんな私は
宇宙の大いなる流れのひとしずくになりたいと
最近思う。

どんな人に会っても
どんなことがあっても
「私」自身でいられる歓びを
感じていたいと心から思う。
小さな日常の中で…
遊びながら…
笑いながら…

その感覚は
うまく言葉では伝えられないけどね。(笑)
けど、そんな自分に
今は大きくYESが言えるよ。

今日もありがとう。