新月の今日、
U田先生による魔法学校でした。

今日のテーマはズバリ!
「大日如来」

こーんな曼荼羅を持ってきてくださいましたよ。


どれどれ?
描いてある仏画が面白くて
思わずルーペを出して覗き込む…(笑)

いろんな仏さまがいらっしゃいます。
ターラ菩薩みたいな方や
鳥に乗っていらっしゃる方、
ザ、仏〜みたいな方や
ふわりふわりとユウレイのような方…


密教の教主は大日如来と言われています。
仏教では、実在したお釈迦様の教えを
弟子たちが聞いたものをまとめたものがお経となっていますが、
大日如来は宇宙的というか、
もっとエネルギー的な存在のようです。

曼荼羅図は
完全に悟っておられる、如来。
その一歩手前の、菩薩。
そのあと、明王、天賦と、
ピラミッドのようになっています。

その中心の位置に
大日如来はおられます。

その中心を指でつまんで持ち上げたとき
周りの仏さまも一緒にズルズルっと持ち上げられるように
全ての仏さまと大日如来は繋がっています。

これを例えば逆に
下へ下へと引っ張ったとき
この曼荼羅図は
ロート状になり
1番奥に大日如来がいらっしゃいます。

例えば、瞑想をしていたとして、
内へ内へと内観して行ったとき
自分の奥で明王と出会い
そのまた奥で観音さまと出会い
そのまた奥では大日如来と出会えるそうで、
それは
私たちひとりひとりの中にも大日如来が
いらっしゃるということを表しています。

もっと言えば
私たちが生まれる前から
そして
死んだ後も
大日如来は私たちの中にいらっしゃるそうです。

2人組になって背中合わせをして瞑想したときには、
奥へ奥へと内観していくと
行き着いたところで大日如来と出会います。
そこまで行ったとき、
私とあなたの区別がなくなります。

例えばサンキャッチャーの光があります。


そのいろんな色のひとつひとつの光が
いろんな仏さまだとすると、
その光をまとめて受けているクリスタルが
大日如来です。
けれどそのクリスタルに光を送りつづけているのは太陽で
それが直日(直霊)に当たります。
これが私たちの真我になるのかな。

例えば地獄に行ったとしても、
曼荼羅図によると大日如来からは繋がっているので、糸は切れません。

曼荼羅図を上から見たり奥に見たり
平面で見たりするのも面白いですが、
大切なことは
いろんな仏さまがいらっしゃるけど
大日如来と同じ次元にいらっしゃるということでした。

そして、これを立体的に見たとき
大日如来を山として
周りに森があり、水があり、これって
日本の姿ではないか…と、
U田先生は気づかれたそうです。

もしかして、日本だけじゃなくて
地球って、立体曼荼羅なん??
えーっ!
この世界は仏の世界やん!

と、いう結論に至ったそうです。
これはあくまでもU田先生の妄想が暴走したものです。(笑)

でも、そうかもしれないなぁーと
納得です。
そういう自由な発想が面白い。


また、この曼荼羅図は
胎蔵界曼荼羅とも言われているそうです。
これは、大日如来さんのお腹の中ですよ〜
大日如来さんのお腹の中に、全て入っていますよ〜

だから…
誰かと喧嘩をしても、そう考えると
大したこっちゃない。(笑)
けど、
相手を自分から切り離したとき、
「なんじゃこらーっ!」て、争いが起こります。

なんだかちょこっと聞きかじったことのある、
スピで言うワンネスの意識と似ています。(笑)

曼荼羅は、こんな風に大日如来という宇宙観を説明するためにあるのだと
先生はおっしゃいました。

まだまだ続きます。