支笏湖と洞爺湖

支笏湖と洞爺湖に行きました。

支笏湖はとても深く

とても静かで…

湖面が風に吹かれて揺れ動き、

湖水は流動的でした。

スワンの足こぎボートもなく

遊覧船もなく

しーんとしているその湖は

男性性の湖と言われているそうです。

支笏湖は

その昔

龍がいると言われていて…

人々から恐れられている湖だったとか。

そのすぐ近くに

噴煙をあげる火山がありました。

樽前山。

ここはエネルギーがとても高く

太陽にぐんと近づいた感じがします。

地熱でほんのりと温かい大地を

一歩一歩ふみしめて

頂上を目指します。

なーんにもない

広～い火口。

生きている大地に立った感覚は

なんとも言えない爽快感。

しっかりグランディングして

地球とつながってきたよ。

夜は温泉に入り

支笏湖の水を身体で堪能…

夜中ずーっと明け方まで

鹿が鳴いてた。

日の出に合わせて

支笏湖の温泉からの

朝陽。

こーんなにゆっくり

朝陽が昇るのを見たのは

初めてかも。

そのあと

お友達とみんなで

支笏湖畔へ…

足を水に浸す…

ドキッとするぐらい

冷たい～～～～(>_<)

透明度は高くて

水はサラッとしてる。

厳しい感じがする。

でも、この感じは好き。

そして洞爺湖へ…

こちらは打って変わって

観光地化されています。

決して品が良いとは言えない（笑）

お城のような

ゴージャスな船に乗って

中の島へ…

ネイティヴのPAULは

船のディーゼルのエンジンの音と

ガソリンの匂いがダメみたい。

船の中を逃げ回ってた。

船には

エサを求めてか

カモメが寄ってきていました。

私が偶然撮った一枚。↑

お気に入り～♪

でも、PAULが見せてくれた写真を見てびっくり！

「鳥と目が合ってる！」

すごいなぁ～！

ちゃんと鳥がこっちを向いてるの！

瞬間瞬間を

たくさんのスピリットとともに生き、

いろんなスピリットと常に会話をしている

彼ならではの作品…なのかも。

中の島につくと

ジンギスカンの歌を歌いながら

ジンギスカンをたらふく食べ…

奥の森に入りました。

森の始まりは

きっと人の手が入ってるんだろうな～って感じ。

まっすぐな木が

均等に植樹され、

空に向かって伸びていました。

キツツキみたいな鳥が

木を突っついている音が響き渡り…

それを目で追って、聴いてるだけでも楽しい。

奥に行くと

だんだん木が自然な感じになっていきます。

枯葉も森の大切な一部。

絨毯のように

地面を覆うように生えている草。

右と左の木の違い、

わかりますか？

大きな穴のあいた木を見つけた。

土が掻き出してあってね…

思わず

「誰かいますか～？」って

聴いてみたよ。

この木も…

周りとはここだけ雰囲気が違う…

PAULはちなみに…

この木の前に1時間は座っていました。（笑）

草の絨毯の上にさす、

優しい木漏れ日。

これはきっと

鹿がやったのね。

マーキングのようなもの？

あちこちにありました。

ついに…

枯葉の上に寝転んでみる。

ひんやりして気持ちいい～.

そして

洞爺湖の水にも入る。

冷たいけど、

柔らかい感じ。

洞爺湖は女性性の湖と言われています。

確かに

華やかで

賑やかで

人も多かった。

でも、そんな中でも

中の島や、弁天さまが祀られている島や

自然の動物や、植物や…

たくさんのスピリットたちがいて…

とても「豊かな」湖だなぁっていう

印象。

深い深い

支笏湖と…

豊かな命を育む

洞爺湖と…

そして広い大地とつながる

樽前山。

ゆっくり廻ったけど

とても濃い～！

旅でした。

みんな、ありがとう。