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滋賀県のMIHO MUSEUMへ行ってきました。

以前からずっと見たかった、
悲母観音
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これは、狩野芳崖の悲母観音図を基に川島織物セルコンが、明治天皇に献上したものの(今は宮内庁に保管されています)平成バージョンで、
伝統の織物工芸と、最新のテクノロジーを融合して織り上げた、綴織作品です。

以前、文化館で、この原画を見た時から、大好きになり、ずーっと綴織の本物が見たいなぁと思っていました。
今日、初のご対面!
4500色ものシルクの糸で織り上げた
綴織は、とても上品な光沢を放っていました。
グラデーションも素晴らしい!
気の遠くなるような、繊細な職人の技に思いを馳せ、
しばらく、その前に釘付けになってしまいました。

そしてそして、もうひとつ、

弥勒菩薩
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パンフレットではなかなか伝わりにくいですが、
これも川島織物の作品です。
こちらは昭和24年に焼失した、
法隆寺金堂壁画をもとに、綴織にしたもの。
こちらの方が、使用した色は6000色と
さらに細かくなっています。

絵画としてではなく、これを
織り上げてしまう日本の技術…
すごいなぁと、ただ感激。

MIHO MUSEUMの立地も森というか、一山全てがMUSEUMのよう…
森林浴もできて、素敵なところでした。
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この展示は8月17日まで。
みなさん是非一度ご覧ください。

あ、ついでに信楽に寄ったのですが、
陶芸の森で見つけた
駐車場の車止めが
私にとってはツボ!でした。(≧∇≦)

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