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主に女子バレーボールについてのひとり言です。

感じたままに書き連ねます。バレー素人ですが、愛はあります。

今期のVプレミア女子は、新人選手の活躍が目立ちます。

それに関して、クリスマスイブの夜に(昼かも)こんな記事が出ていました。

ちょっと長いんですが、面白かったので読んでみてください。


スポーツナビの記事 です。


女子バレーの新世代、「89年組」に注目!


(記事抜粋)

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(前略)

■世代の筆頭・河合と追いかける鈴木
 東九州龍谷高校時代から、世界ジュニア選手権に出場するなど、世代ごとの国際大会では名をはせた河合だが、シニア代表のなかでは経験不足が否めず、五輪本大会でもベネズエラなど格下チームとの対戦時にしか出番は回ってこなかった。
 若干18歳での五輪出場に、「本当にセッターは河合でいいのか」と国際大会のたびに論議も起きたのは確かだ。だが、それはあくまで正セッターは竹下佳江であり、ほぼ9割9分は竹下がトスを上げる状況あってのこと。それでは、河合の持ち味、良さが生かされるはずはない。
 手首が柔らかく、ハンドリング技術にも長けており、フロント、バックへトスを上げる際にフォームに大きな差が生じない。ブロッカーからすれば、ギリギリまでどちらに上げるか分かりづらく、ブロックのヤマを張りにくい。「競ってくるとトスが単調になる。まだまだ課題や修正することばかり」と謙遜(けんそん)するが、天皇杯・皇后杯でもスタメンでフル出場の機を得るなど、ようやくチャンスを与えられつつある。

(中略)


 もう1人、将来が楽しみな同級生セッターがいる。八王子実践高校からデンソーに入った鈴木裕子だ。
 高校時代まではライトの選手で、経験はわずか半年という“急造”セッターなのだが、チーム事情に伴い入社後まもなく、中学3年以来というセッターへコンバートされた。171cmとセッターとしては高さもあり、パスの基本技術も長けている。高校時代から、一番いい場面で相手が最も嫌なところへ打つ巧みさ、器用さも持ち合わせている。同期の河合を「技術も、オリンピックに出たこともすごいと思う」と今は見上げているのが実情だが、将来を見据えれば、そうも言ってはいられない。
「バレーボールはアタッカーが目立つことが多いけれど、目立たないなかで光るトスを上げられるセッターになりたい」
 物おじしない度胸のよさで、まずは所属チームから、司令塔争いに名乗りを上げる。


■気持ちの強さが光る、久光の石井
 負けん気の強さ、では引けを取らない。久光製薬の石井美樹にも注目だ。
 大和南高校ではレフトだったが、当時からライト、バック、すべてのポジションから豪快に打ち込むスパイクには定評があった。現在は攻撃面よりも、つなぎのプレーなど守備面での働きを期待され、リーグの合間に開催された天皇杯・皇后杯全日本選手権でもライトポジションで全試合に出場した。
 トヨタ車体に敗れた準決勝でも、スパイク決定率は56.3%、サーブ効果率が20%とそれぞれチーム内で最も高い数値を残しているのだが、合格点には程遠い。
「日に日に成長すればいいけど、全然うまくならない。ダメです。うーん、毎日の出来は100点(満点)のうち10点ぐらい」
 中学から高校を選ぶ際も、「県で1位の学校を倒したい」とライバル校へ進学し、県で優勝し、インターハイでも3位になった。有言実行する強さ。試合出場の経験を重ねれば、さらに技術も磨かれていくことだろう。


■“ポスト荒木絵里香”、東レの宮田&築地
(中略)

 東レの戦力を測るうえで、「ポスト荒木」は欠かせぬ質問事項として、シーズン前から常につきまとっていた。
 そこに抜擢(ばってき)されたのが、1年目で、ともに九州文化学園高校卒業の宮田由佳里、築地保奈美の2人。3年時にはインターハイを制し、ともにチームの中心選手として活躍した。179cm、176cmの身長は高校ならば長身の類(たぐい)に属し「相手ブロックの上から簡単に打てた」(築地)が、現在は東レのセンター陣のなかで築地が最も背が低い。くりっとした大きな目を、さらに見開き宮田が言う。
「速さもコンビの複雑さも、今までとは全然違う。できないことばっかりどころか、何ができるのか分からないぐらい課題だらけです」
(中略)


■まだまだ人材豊富な同世代
 高校在学中から内定選手で出場してきたリベロの片下恭子(デンソー)、今春の黒鷲旗から出場し、リーグでも開幕からレギュラーリベロの座を守っている井上琴絵(JT)、ジャンプサーブを武器にピンチサーバーとして要所で得点を動かす本田つばさ(デンソー)、独特のフォームで放つスパイクが持ち味の澁澤夏美(NEC)ら、注目選手はほかにもいる。
 まだまだ力は未知数であり、彼女たちは原石かもしれない。だが、“河合世代”の89年組が築く新しい時代の訪れも、実に興味深く、待ち遠しい。

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みなさんは、注目している新人選手はいますか?

私が特に注目しているのは、

この記事に登場しなかった選手では、パイオニアの富永こよみ選手。

あとは、NECの澁澤夏美選手、JTの井上琴絵選手。

リーグが進むにつれて、もっと注目度アップの選手も出てきそうな予感!

楽しみですね。