JVAのサイトに、オリンピックを終えての晶ちゃんのコメント が掲載されていました。
(サイトより抜粋)
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アテネオリンピックを戦い終えた時からずっと言い続けてきたことだが、チームだけの強化だけではなく、バレーボール協会、JOC(日本オリンピック委員会)、それ以外も含めて、総合的に強化していくことが重要。そしてその総合力の勝負の結果がオリンピックに顕著に現れると思う。
(中略)
その総合力のバランスが少し足りなかったということがいえると思う。そういった中でも、選手たち、スタッフ、関わった方々は全身全霊をあげて戦ってくれたとオリンピックを終えて感じる。
(中略)
強化の方向性は間違っていなかったと思う。選手たちのパフォーマンスも上がり、世界との距離はアテネよりも縮まってきたと感じる。しかし、近づいたから山を登れたというわけではなく、全日本チームは今一番難しいところに差し掛かっている。今後が非常に楽しみでもあるが、一つの山を登るためには、経験やバックアップ体制など、すべてが揃わなければならない。世界の背中を掴むところまではきたというのが、北京オリンピックだった。ナショナルチームは協会の看板であり、原動力である。全日本はそういったステータスのチームなので、しっかりした位置づけを皆が共有し、今後強化をしていくべきだと感じる。
(後半略)
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激しいバッシングを受け続けた晶ちゃん。
私も個人的には「どうして?」と思う采配もありました。
でも、各チームがセッターを出さない、全体の協力体制が整っていない、という中、
そして、激しいバッシングと重圧の中、
まさに全身全霊で、ナショナルチームを率いてきてくれた晶ちゃん。
感謝と尊敬の気持ちの方が大きいです。
晶ちゃんだから残せた功績、というのも沢山あると思います。
晶ちゃんが約5年をかけて訴え続けた「一枚岩の体制」。
次のロンドンオリンピックに向けて、この教訓が生かされることを切に願います。
頼むよJVA次の監督そして、お偉いさん