名前をつけてやる。 | 浮かれたベイベ。BLOG Portulaca

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そんなこと言ったっけ?って。

「なんで?なんで?なんでそうなの!」って聞いては
「そう決まってるからよ!」って
もうじき千回くらい言われ続けているどうもふぁんたろです。
科学なぜなぜ電話相談に電話したけれど
納得のいく答えが得られなかったにも関わらず
「わかりましたか?」
「はい、わかりました…」
って言って受話器を下ろした遥か昔の夏休みを思い出すね。
ホントの学問は簡単にはいかないんだ。
最近ね、ほら、ネット普及してるでしょ。
だから外出先でも調べようと思えばさくっと簡単な情報は調べられる。
いつもね、疑問が浮かんだ瞬間人がいたらすぐ聞いちゃうんだけどさ、
一人で電車に乗っている時だったら、ついったーに呟きたくなっちゃうの、クエスチョンを。
でもね、あれ?ってなるわけ。ネットにアクセスして疑問を書き付ける手間、
それからネットにアクセスして疑問を調べる手間…あんま変わらんやん。
むしろ知人を巻き込んだ挙げ句、「そんなんググれ!」って返されちゃったりね。
夏休み科学なぜなぜ電話相談がなくなる日も近いよ、まったく。
もう、ふわんと知ってることでも私よりか、ふかくふかく知ってる人に質問したいのよね。
質問って難しいわ。質問するまえに山ほど考えないといけないんだから。



あのさ、名前ってあるでしょ。
イヌとかネコとかカバとか。
あんまり考えないようにしてるんだけれど、もうお手上げだよね。
ゴキブリって名前はなんとなく分かるんだ。ゲジゲジとかね。
ホタルだってなんとなく語感がそのものとあってるんだ。
しかしイヌとかネコになるとどうにも分からなくなってくるんだ。
ましてやカバとかね、キリンとか。
どこがどうキリンなのかとか、考えだすと
「そう決まってるの!」って叱られちゃうんだ。



名前って不思議だよね。
最初違和感あっても呼んだり呼ばれているうちにしっくりしちゃうんだ。
アリエッティがなんで外国名なのかはどうもしっくりしなかったんだけど、
陽子とかでもよかった気がするんだ。
私はあの絵をみた瞬間、この娘は陽子ちゃんだな、って思ったんだけどね。
でも題名にもあるし、劇中であんだけ呼ばれてればそんな疑問もだんだんなくなっていくと思わない?
ねえ、陽子。 どうなの、葉子。





そんな具合に人間のさまざまな名前も
(そもそも「ヒト」っていう名称も考えだすとおかしくなるから保留)
呼んでいくうちにしっくりくるんだよ。
あ、この子はともこだし、あの子はこうへいだ、ってね。





でも最近どうにも名前と外見と性格がしっくりこない人と出会ったんだ。
フツウの名前なんだよ。さらっとしたね。
よくある名前っていうより、フツウの名前なんだよ。
なんのてらいもないヤツね。
先生がフリガナふっちゃうようなハイカラな名前ではないんだ。
聞いた側から忘れちゃうようなさらっとした名前なんだよ。
そこはかとなく現代的で、男の子ってかんじの名前。
最初名前を聞いたときは困惑したんだ。
こんなにも、こじらせて、よこしまな人を装っている割に
名前は何にも引っかかりがない。
もう爽やかそのものでね、
幼稚園にいたらそりゃモテそうな
さらりとした語感の名前なんだよ。



む。私はもしかして勘違いしているのかもしれない。
仮に彼の名前が「さ/さきまこと(仮)」だったりするでしょ。
私はその彼の中から「さ/さきまこと(仮)的な何か」を
見逃しているんじゃないかってすごく不安になってね。
ほら、池澤夏樹先生も言うじゃない。
「キャラづけは有効だが、本当に人と接するときはやめようぜ」



おう、曇りなきマナコ、大事。
そいで姿勢を改めて改めて目の前の人を見てみたんだ。
「ささきまこと(仮)…君はささきまこと(仮)………ではないな…」
そしたらそいつも言うんだよ。
「生まれてこのかた、この名前に馴染んだことがないだよ…」
ぎゃあああ、かわいそう!






うん、そういうの、あるよね。
私も○子だけど、幼稚園小学生のときは改名したいほどこの名前が嫌だったんだ。
もう古いって兄貴にからかわれまくってね。
顔も古くさいからね、いじけてたんだ。
ミキとかアヤとかハイカラな名前の自分を想像して
(顔も想像上で変えてたのは秘密だよ)、
あったかもしれない自分を想像してたんだ。想像するのはタダだからね。
何しろ時間はいっぱいあったし。
でも今更ないよ。
それにね、子ってね、一と了って書くでしょ。
つまり始まりから終わりまでって意味なんだって。
すごい時間を内包してる、とってもいい字なんだよって。
ふんふんそうかーってなったのは最近だけど、
この名前で呼んでくれた嬉しい記憶がたくさんあるからね。
そうやって名前を自分のものにしていくんじゃないか。





しかしそいつは違ったのね。
そして私もそれを感じていたからねつい言ってしまったんだ。
それまでは勝手につけたあだ名でやってたんだけど、
だんだん人の前でそのあだ名で呼ぶのがはばかられてきてね。
あ、友達のネコの名前が「○っき」って言うんだけど、なんでそんな名前かっていうと
みんなが呼びづらい名前にした、とかよく分らないこと言うんだ、名付け親は。
名付け親がずっと呼び続けた結果、そのネコは自分が「ぼっ○」だと自覚してる。
振り向く、寄ってくる。
その子一人暮らしだから遠出するときネコを連れて歩くんだけど
公共の場所、…とは言わず、どんな場所でもやっぱり名付け親とその子しかその名前で呼べないよね。
私は「やぁ」とか適当に挨拶して後はそいつに対して「キミ」「おまえさん」とか「あんた」で通すね。


ピグで会った人とけっこう会う機会があったりするみたいでしょ?
みんなハンドルネームで呼び合ってるの?どうなの?
某キッチン君なんて、キッチン君ってフツウに呼ばれてるよね?



話逸れちゃった。
まあ、とにかく一回彼がフツウに親から授かった名前で呼んでみたらもの凄い違和感感じてさ。
向こうも同じ顔してた。こんな顔ね、(@ ̄Д ̄@;)こんな顔。 (@ ̄Д ̄@;
「とにかく、その名前はちょっと…」
「じゃ、どんな名前だったらいいのさ」って質問したんだ。
「それを考えてくれよ…」
私はしばらく黙って考えたね。
薄情者だけれど何事もリクエストには応えたいタイプなんだ。
「あ/べまさかど」
「え!……苗字まで変えるの?」
その日は「あ/べまさかど君」って呼んで過ごしたんだけどなんか不服そうなんだ。
「まだなんかある気がするんだよ…」




しかし名前ってのは難しいよ。
新しい擬音を考えるのと同じくらい創造性が必要だよ。
母音子音濁音破裂音、その音としての響き。
ミヒャエル・エンデの名前のつけ方について読んだことあるんだけれど
言語学者か、ってくらい緻密に考えたりしてて面白かった。
とても付け焼き刃で人に名前つけられないよ。
でも今日も考えてるんだ。
名前がたちすぎることもなく、
かといって適度な存在感があって流れていかないような名前。


たちば/なこうた
すな/かわよしのり
よし/だしょうへい…




そのうち、あべまさかど君(仮)がゲシュタルト崩壊しないか心配なんだけど。



ってミクシの日記に書いたのが8月25日だったのね。
あれからどうかって言われたら、やっぱり呼び方定まらないのだよ。
困ったときの例の「キミ」「おまえさん」「あんた」を多用して乗り切ってる。


もうすぐ、ほんともうすぐ姪っ子が生まれるんだ。
どんな名前になるのかなぁ。兄貴やお義姉ちゃんに聞いても「フフフ」って教えてくんない。
名前、名前、名前ねぇ…。
あべまさかど君はもうそのままの名前でいいような気がしてきたよ。


このアメーバ内でつけられた「ふぁんた」「ふぁんたろ」は
リアルでも、フツーに呼んでもらっていいよ (・∀・)
本名とのギャップで笑う人多いから、好きなよーに呼べばいいのよ。
明日何人の部員に会えるかな~♪
ハナレグミのライブです o(〃^▽^〃)o


最近どーもあちゃこちゃ手を広げてて、日記書けんの。
だから過去のエッセイからなんだけど、名前についてまた考えてたから出してきたよ!