書きかけのものが2作ほど残っていましたが、考えても考えてもストーリーが進まなかったので破棄しました
即興で考えてみたので、ご覧いただければと思います

何の小説かは、見てからのお楽しみ



(ポケモンの小説ということはお知らせしておきます)
主人公の主観(話し方)と、ナレーション的な部分が混雑していて見苦しいですが、そこはスルーしていただけると幸いです(>_<)
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Take me anywhere!!!
ウチは弱虫な男が大嫌いや!
そして 男女の恋愛もありえへん、男と競ってこそ、女は強くなれる。
男と恋仲になったところで、何も得られへんって思っとった。
そう、あん人に出逢うまではー。
小さい頃のウチは、明るくて、活発で、いつもニコニコ笑顔の絶えない元気な子やった。
男の子も女の子も、そしてポケモン達も、いつもウチの周りに集まって来て。
世界は常に、ウチを中心に回っていた。
そんなある日、ウチは運命の出逢いを果たした。
それは5歳の時、カントー地方のオーキド博士主催のサマーキャンプにて。
他地方のポケモン達とも触れ合いたくて、ママにお願いした。危険だからとキャンプへの参加の許可を渋られたんやけど、幾度にも渡るウチの懇願の末、参加が決まった。
サマーキャンプは、めっちゃ充実したものになった。
他地方のポケモン達と触れ合えたし、何よりポケモンの色々な事について勉強することが出来た。
そしてキャンプの最終日、今後のウチの生活を大きく変える、印象深い出来事が起こった。
スタンプラリーで森の中を歩いていた時、
目の前を一匹のポケモンが通り過ぎた。
あのポケモンは確か、『ニョロモ』というポケモンだ。昨日の講座で勉強した。
『ニョロモに触りたい‼︎』
その気持ちが先行し、歩いていた道を逸れて ニョロモが消えて行った草むらの中に入っていく。
「ニョロモー? どこ行ったんやー⁇」
叫びながら辺りを見回し、ニョロモを捜す。
どんどん奥に入って行き、すぐ近くで
「うわっ⁉︎」
誰かが驚く声が聞こえた。
それから少し間が空いて
「だからこんな所に来たくなかったんだ…
ママーーー‼︎!」
やや大きな泣き声。
とりあえず、その泣き声がした方へ向かう。
目の前の草むらを掻き分け、前方を見るとー
そこには、同い年くらいの男の子が居た。
両脚を伸ばして座っている。
「どうしたんや?
ウチの名前はセレナ。
あんたの名前は?」
「…グスン…。」
返事がない。女々しい男は嫌いだけど、今はそんな事を言っている場合ではない。
「とりあえず、立ちや。 ほら。」
男の子の方に手を伸ばす。
それに気付き、男の子の方もセレナの手を取り、立ち上がろうとするが…
「痛っ…‼︎」
短い声を発し、左膝の辺りを両手で抑える。
「脚を怪我してるんか?
なら、ウチが手当てしたるわ!
…あんた、ハンカチか何か持っとる?」
手当てをしてあげる、なんて我ながらかっこ良い発言をしたが、残念ながらハンカチを持っていなかった。
というより、そんな物を今までに持ち歩いたことがなかった。
少々恥ずかしくなりながら、少年から受け取ったハンカチを片手でパッと広げる。
そして、彼の左膝にハンカチをあてがい、手早く結ぶ。
「…これでOKや!
さ、早くスタンプラリーしに行こうや!
立てるか?」
立ち上がり、再び少年の方に手を伸ばす。
少年もセレナの手を取り、立ち上がろうとするが…
「痛っ…! 無理だ、立てないよ…‼︎」
そう言って再び座り込んでしまった。
こんな男の子は初めてだった。
女の子より弱い男の子になんて、会ったことがなかった。
何だか調子が狂うが…
「(仕方ない奴やなぁ…)
痛いの痛いの、飛んでけー‼︎
…これでどうや?」
こんな事をするのは自分のキャラではなかったが、男の子が立てるようになるのならと、全力でやった。
しかし…
「そんなことしたって無理だよぉ…!」
両目には涙が浮かんでいた。
「はぁ…。
つべこべ言わんと、ウチが支えて歩いてやるから、行くで!」
少年の手を取り、軽く引っ張る。
すると
「うわぁ…‼︎」
小さな叫び声を上げ、少年が自分の方に倒れこんで来た。
「ちょっ…⁉︎」
目を開けると、自分のすぐ隣には少年の顔。
セレナが急に少年を引っ張ったため、立ち上がる準備も出来ないまま、倒れ込むことになってしまったのだ。
ドキン…。
セレナの心臓が大きく動いた。
この時は これが『恋』とは知らなかった。
それを知るのは、まだまだ先の話ー
「とっ、とりあえず、行こか…‼︎」
心臓は高鳴り、顔が熱い。
自分までも具合が悪くなったのかと焦りながら、少年の手を引いて歩き始めた。
それから5年後のある日、家のリビングでTVを観ていた時
「ニュースです。
マサラタウンのサトシさんのケロマツが川で溺れそうになった所を、正義のロケット団が救出しました。
彼らはケロマツを救出した後、すぐにその場を去ってしまった模様。今後も、彼らの活躍に期待が高まります。」
そのアナウンスの後、一瞬だけ、ケロマツを抱いた『サトシ』と思われる少年が映った。
セレナは直感した。
「(あの子はあの時の…! 絶対そうや‼︎)」
セレナの心に、何かが芽生えた。
例えるなら、今ま蕾だったものが パッと花開いたような…
とにかく、そんな感じだった。
「…ママ。ウチ、明日から旅に出るわ!」
「急にどうしたん?
大好きなサイホーンレースの練習はどうするつもりや?」
「新たな目標が出来たんや!
サイホーンレースの練習も、旅を続けながら頑張る‼︎ そしてプロのサイホーンレーサーになったるわ‼︎」
彼女自身、何が自分を突き動かしのか分からなかった。
でも、大好きなサイホーンレースの練習を凌ぐ何かがあったことは確か。
それを探る上でも、とにかくサトシと旅を始めなくてはならない。
翌日はいつもよりも更に早起きをし、旅の支度を整えて家を飛び出した。
まずはミアレシティのプラターヌ研究所に到着し、博士から前々から決めていたフォッコと図鑑を貰った。
フォッコを鍛えつつも、早々にハクダンシティに到着した。
ジムに挑戦しようとハクダンジムの扉に手をかけようとしたが、セレナが開けるよりも先に扉が開いた。
驚いて顔を上げると、そこには 数年前に会った、懐かしい顔。
「サトシ…⁉︎」
「…グスン…。」
やっぱり彼は泣いていた。
「どうしたん? また泣いてるんか⁇」
「ううっ…。 ジム戦に負けちゃったよぉ…‼︎」
涙腺は崩壊寸前だった。
「アホ‼︎ 泣いてる場合ちゃうやろ!
まずはポケモンを回復せな‼︎」
「そっ、そうだった…。」
ポケモンセンターに着き、サトシの傷ついたポケモン達をジョーイさんに預ける。
ポケモン達がストレッチャーに乗せられて運ばれたのを見送った後、セレナはサトシと一緒にいた2人のうち、小さな女の子の方に話し掛けられた。
「…あの、サトシ様とお知り合いなのですか?」
「あぁ、自己紹介がまだだったな。
ウチはセレナ。サトシとは5年前のサマーキャンプで会ったことがあるんや!」
「そうだったのですか。 私はユリーカです。以後、お見知り置きを。」
「私はシトロン。ユリーカの兄だ。
よろしく。」
「2人とも、よろしくな‼︎」
「グスン…。」
「サトシ、いつまで泣いてるんや⁉︎ ジム戦に負けたくらいでグズグズすんな!
ウチがトレーニングしてやるから、元気出しや‼︎」
「…うん…。」
「…ところでサトシ、ウチの事覚えてるか?」
「…ごめん、覚えてないや…。」
「…まぁ5年前、しかも一瞬しか話したことないしな。仕方ないわ。
そんな事はどうだってええ。肝心なのはこれからや‼︎」
『…?』
一行が不思議そうにセレナを見つめる。
「サトシ、これからウチと旅をしてくれへん?」
「…? いいけど…?」
「シトロン、ユリーカ。あんたらと一緒に旅をしてもええかな?」
「それは名案だ‼︎」
「喜んで! 女の子の旅の仲間が増えて嬉しいですわ♫」
「ほな、決まりやな‼︎ これから宜しくな!」
『こちらこそ!』
3人が笑顔で応える。
「…ところで、セレナさんはサトシ様と5年前にお会いしたことがあるというのは分かりましたが、どうしてサトシ様と旅をしようとお思いになったのですか?
そして、サトシ様の居場所をどのようにご存知になられたのですか?」
「なんや、理由は分からへんけど、この前TVに映るサトシを観たら『こん人と一緒に旅をしたい‼︎』って思ったんや!
サトシが見ているものを一緒に見たい、サトシが新たに知ることをウチも知りたい、サトシと嬉しいこと・悲しいことを分かち合いたい…
気が付いたら そんな事まで考えてたんや。 そんで、居ても立っても居られなくなってしもて、家を飛び出したって訳や‼︎」
「5年前の初恋パワーで2人を此処まで引き合わせたと言うことだな…‼︎」
「そういう事のようですわね、お兄様♫」
「…?
…とにかく、サトシが行きたいと思うどんな所にも、ウチを連れてってや‼︎」
「うん…‼︎」
やっと元気になったのか、サトシの顔には柔らかな笑みが広がる。
サトシの笑顔を見たのは、これが初めてかもしれない。
ドキン…。
心臓が大きく跳ね、急に顔が熱くなる。
「なんや、また…⁉︎」
そんなセレナの様子を見て、シトロンとユリーカが意味ありげな笑みを浮かべていた。
~♫
「サトシ君、ポケモンの回復が完了しました♫」
ポケモンの回復を知らせる お決まりの音の後に、ジョーイさんのアナウンスが流れた。
「はい!」
「ポケモン達は皆元気になりましたよ♫」
「ジョーイさん、ありがとうございます‼︎」
「またのご利用をお待ちしております♫」
「サトシ! さっそく特訓や‼︎
…ウチが強すぎるからって、また泣くのはよしてな!」
「うん! セレナ、よろしく‼︎」
「手加減せぇへんで、弱虫サトシ♫」
「弱虫なんかじゃないもん…!」
「ふふふ。 サトシ様とセレナさん、とてもお似合いですわね♫」
「あぁ。 これから楽しい旅になりそうだ…!」
弱虫サトシと男勝りなセレナ。
そして、仲良し兄妹のシトロンとユリーカ。
これから、4人の『絆』を深める旅が始まるー。
(Fin.)
昨日から書いているうちに、21になりました



そして今日は北海道の七夕

雨降ってるー(>_<)
気が付いたら、こんな流れ&結末になってました
(普通のサトセレを書くつもりだった)
でも、これはこれで満足

ところで、これは何作目の小説なんでしょう

自分でも分かりません
関西弁が不自然な所もあると思いますが、許してにゃん



それでは(^-^)/

P.S.
今日はアニポケですね
My Birthdayにアニポケがあるなんて、光栄です
