久々に更新します。
先月カウアイ島とオアフ島を訪ねました。その模様は年末年始にでも少しUPしようかと思っています。
2018年のハワイ、カウアイ島の洪水と土砂崩れの影響は11月末時点では続いていました。
ハナレイベイの途中から先への道は一般車は基本的にクローズ。大体の場所で言うと映画『ハナレイ・ベイ』で吉田羊さんが椅子を置いて本を読んでいたあたり。木をどついていたあたり。
なのでハエナビーチ、ケエビーチ方面に行く事ができませんでした。
ハワイ島の噴火は終息どころか35年ぶりの活動停止か?というニュースが3日ほど前に流れていました。
これは「別の場所から突然」みたいなこともあり得るみたいなので、指定されているエリアでは油断出来ないことに変わりないのかもしれませんが。
火山国立公園方面に行かなくても魅力いっぱいのハワイ島、ビッグアイランドなので他のエリアで楽しめることはもちろんですし、地学的な関心がある人は火山活動の推移も楽しめるでしょう。
個人的に一番関心が高かったのはストライキ。
"ONE JOB SHOULD BE ENOUGH (1つの仕事で生活するのに十分な給与を)"
これを掲げたストでした。
映画『ファミリー・ツリー』でカウアイ島の広大な土地をどこの開発会社に売るか、という話が出て来ます。カウアイ島出身のシリコンバレー成功者の開発に委ねようと話が進むのですが、その理由は「ハワイのお金がハワイに残るから」でした。まあこれは売却側のエクスキューズで、実際はどこの開発にも大差ないのかもしれません。沖縄にも通じる話かと思いますが、本土本州の企業や外資企業の利益は吸い上げられるだけで期待したほど地元に回らないという話があります。そんな話があって「地元出身者に売るならマシなんじゃないか」ということだと思います。
ハワイの宿泊先ではホテルの検索で「independent」と入れて探すとローカル資本の宿泊施設が出て来たりします。興味のある方はおためしください。
シェラトン・プリンセス・カイウラニ前の様子。右奥には今年で閉鎖のキングスヴィレッジ。
この動画は終戦前夜、翌朝スト側の勝利が伝えられることになります。
彼らがノリノリで歌っているTwisted Sisterの「We're Not Gonna Take It」
今現在のEU離脱をめぐるイギリスのデモ隊もこれを歌っています。
曰く、
「俺たちはそれを受け入れることはない
俺たちはもうそれを受け入れることはないんだ
俺たちにはそれを選ぶ権利がある
その権利を失うことなんてありえない
これが俺たちの人生であり
これが俺たちの歌なんだ」
とのことであります。
(イギリスに関してはお前らが選んだんだろって話ですが、当時は反キャメロン票が多く純粋に離脱の是非だけではなかった説もあります。)
そう、選択することが出来る状態を「自由」と呼ぶ。
自分の思い通りにすることが「自由」だと思っている人、意外と多いですよね。