俺から見たバルセロナ対レアル・ソシエダ | バルセロニスタ

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バルサ大好きのバルセロニスタによる自分勝手な観戦記です!!

リーガ・エスパニョーラ第35節、バルセロナ対レアル・ソシエダです。

 

バルサはアラウホに代えてイニゴ・マルティネスを起用。中盤にはペドリとクリステンセンのダブルボランチ、左WGにはラフィーニャを起用しました。

 

前半

ソシエダは5-1-3-1の布陣で、5レーンを埋めてカウンター狙い。最前線にはベッカーが残ります。

 

4分、左ハーフスペースでパチェコが前方のミケル・メリーノに楔を入れます。ミケル・メリーノはターンして中央にパス。オヤルサバルの前でイニゴ・マルティネスがカット。左ハーフスペースにこぼれたボールをベッカーが拾って縦に持ち出し角度のないところからシュート。枠の上に外れます。

 

序盤はバルサがボールを保持するも、攻め手に欠き、ソシエダも鋭いカウンターは繰り出せず。時間の経過と共にソシエダのポゼッション率も高まりますが、シュートまで持ち込めない膠着状態になります。

 

19分、ソシエダの速攻。左ハーフスペースの裏に出たボールをベッカーがクバルシに競り勝ちボールを収めてテア・シュテーゲンと1対1になります。ベッカーはシュートを放ちますがテア・シュテーゲンがファインセーブ。ただ、ベッカーはクバルシとの競り合いでのファールを取られました。

 

22分、自陣左サイドからパチェコが前線にフィード。ベッカーが飛び出してテア・シュテーゲンと1対1になりシュートを決めます。しかし、ベッカーはオフサイドでした。

 

25分、バルサの波状攻撃から右のヤマルがボールを受けます。ヤマルはカットインから中央のギュンドアンとワン・ツーで右ハーフスペースを縦に突破しシュートを試みます。追いかけたパチェコがヤマルのシュート直前にスライディングでボールをつつき、レミロがセーブ。

 

37分、ギュンドアンが中央をドリブルで持ち上がり、左へ流れます。ギュンドアンは入れ替わるように中に入ったペドリにパス。ペドリはバイタルエリアでボールを受けてラフィーニャに戻します。ラフィーニャはトラップからミドルシュート。右ポストに当たったボールの跳ね返りをギュンドアンが詰めますが体勢が悪く、枠の上に外します。

 

39分、バルサの速攻。ハーフウェーライン中央でレバンドフスキが楔を受けて内側にターン。レバンドフスキは左ハーフスペースを駆け上がるギュンドアンにスルーパス。ギュンドアンが抜け出し、カバーに入ったDFを嘲笑うかのように右ハーフスペースを駆け上がるヤマルにパス。ヤマルはゴール左へ流し込みます。

 

バルサが鮮やかな速攻で先制します。

 

42分、ブライス・メンデスがDFラインの裏に走ったベッカーにループパス。抜け出したベッカーはシュートを放ちますが枠の右。

 

前半はバルサが1-0とリードして折り返します。

 

後半

1点を追いかけるソシエダですが、交代はなし。試合展開も前半と変わらず、公判が始まります。

 

64分、ラフィーニャが中央でボールを受けてゴール左上にミドルシュート。レミロがファインセーブ。

 

66分、バルサ陣内右サイドでギュンドアンが逆サイドにパス。読んでいたブライス・メンデスが中央でカットしてそのままバイタルエリアに進入。シュートフェイントでDFを左にかわしてテア・シュテーゲンと1対1になりシュート。枠の右に外します。

 

ソシエダは絶好機を逃します。

 

70分、ソシエダはベッカー、アランブル、パチェコに代えて久保、バレネチェア、ティアニーを投入。4バックにして前線の枚数を増やします。この交代で両チームにシュートチャンスが増えていきます。

 

72分、ソシエダの左からのクロスが右サイドに抜け、久保がボールを拾います。久保はカットインからミドルシュートを放ちますが、テア・シュテーゲンがキャッチします。

 

76分、DFラインの裏に出たボールをフェラン・トーレスがヘッドで左ハーフスペースのラフィーニャに流し、ラフィーニャはドリブルから中央へパス。フェラン・トーレスがフリーで受けてシュート。レミロがファインセーブ。

 

84分、ヤマルがハーフウェーライン左サイドでボールを受け、マークに来たバレネチェアを振り切りカットインからミドルシュート。DFがブロックし、枠の左へ外れます。

 

91分、アウトオブプレーでVARが介入。3分くらい前にあったバルサの直接フリーキック。ソシエダのペナルティエリア内でシュートブロックを試みたオドリオソラの手に当たっていたことを示唆し、主審がオンフィールドレビューで確認をしてバルサのP.K.gは与えられます。ラフィーニャがゴール右下に決めます。

 

バルサが2-0とし試合終了。バルサは2位に返り咲きました。

 

気になったプレーヤー

#8ペドリ

ボランチで起用されると可もなく不可もなし。もう一列前で起用された時が一番危険な選手なので起用法を変えてほしい。

 

#9レバンドフスキ

先制点の起点となったプレーはとても素晴らしかった。

 

#33クバルシ&#27ヤマル

疲労が溜まっている様子。まだ、16・17歳なので無理をさせたくない。

 

#11ラフィーニャ

バルサの攻撃陣で1人だけミドルシュートを狙える。攻撃のバリエーションを増やすためにも貴重。

 

レアル・ソシエダ

#11ベッカー

カウンター要員としてはスピードがあるので使える。あとはタイミングよく飛び出してゴールを決める能力を磨きたい。

 

#1レミロ

2失点したがファインセーブもあった。安定感はある。

 

総括

バルセロナ

相変わらず、対戦相手の研究(ソシエダの5バックは読めなかったかもしれないけど・・・)はしている様子はなく、崩しの決まりごとはない。そのため、攻撃に再現性はなく行き当たりばったり。この状態だとどのような選手を補強してもあまり変化はない。コーチ陣が練習で戦術を落とし込めないのであれば、来シーズンも守備を固めて、1点を守り切るサッカーになりそうです。バルセロニスタとしては見ていてワクワクすることのないゲームを見せられることになりそうです。

 

ソシエダ

見慣れない5バックの布陣が裏目に出る。攻め込まれることもなかったが、効果的だったとも言い難い。普通に4-3-3で戦ったほうが面白い試合になったと思うし、勝つ可能性は高まったと思う。思い切りの良いサッカーを期待していたのでちょっと残念でした。