俺から見たビジャレアル対バルセロナ | バルセロニスタ

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バルサ大好きのバルセロニスタによる自分勝手な観戦記です!!

第21節、ビジャレアル対バルセロナです。

 

バルサは前節からブスケツに代えてケシエ、アルバに代えてバルデを起用しました。

 

前半両チームともに前からパスコースを切りに行き、ボールを持てばパスをつなぎに行くスタイル。ビジャレアルは4-4-2の守備ブロックを作ります。

 

2分、バルサの速攻。自陣右でボールを受けたペドリが右ハーフスペースへロングスルーパス。中央から流れたレバンドフスキが抜け出し、右45度からレイナと1対1になりシュート。レイナが絶妙な間合いのつめ方を見せてシュートコースを塞ぎファインセーブ。

 

時間の経過と共にバルサが主導権を握ります。

 

17分、ビジャレアル陣内でボールをカットしたバルサがショートカウンター。ガビのカットからこぼれたボールを右ハーフスペースで拾ったデ・ヨングが素早く縦に楔を入れます。ハフィーニャが流れるようなトラップからパスをペドリに入れます。ペドリはダイレクトで右にいたレバンドフスキにパスしてゴール前へ。レバンドフスキはダイレクトでペドリにリターンパス。ペドリは流れるようなトラップからゴール左へ流し込みます。レイナは虚を突かれセーブできず。

 

これぞバルサのゴール!!

 

見事な連携でバルサが先制します。

 

18分、中央でピノがスルーパス。クリステンセンに当たりゴール前にこぼれたボールにモラレスが反応しシュート。当たり損ねたボールをテア・シュテーゲンがキャッチ。

 

25分、ビジャレアルを押し込み、右サイドのレバンドフスキが右ハーフスペースのデ・ヨングに戻してビジャレアルの最終ラインに合わせて中に走り出します。デ・ヨングはレバンドフスキの動きに合わせてループパス。レバンドフスキが受けて、カバーに入ったアルビオルに対して中に持ち出しシュート。レイナがファインセーブ。

 

45分、ペドリのヘッドでのバックパスがずれてクンデが後逸。そのボールにモラレスが鋭く反応し、ドリブルで持ち上がり右45度からテア・シュテーゲンと1対1になります。モラレスはニアサイドにシュート。枠の外に外してしまいます。

 

ビジャレアルは絶好機を逃し、1-0でバルサがリードして折り返します。

 

後半

前半に比べて少しオープンな展開。両チームともに相手ゴール前に迫りますが決定機は作れない展開が続きます。

 

52分、アルベルト・モレノが左サイドをワン・ツーで抜け出し、DFとGKの間にクロス。ピノが走り込みますが手前でクリステンセンがクリア。

 

59分、バルサを押し込み、パレホがカプエとのワン・ツーで中央のバイタルエリアに進入しスルーパス。ピノが抜け出そうとしますが直前でアラウホがクリア。

 

62分、ビジャレアル陣内のペナルティエリア手前右ハーフスペースでハフィーニャが縦パスをバックヒールで中にパスし、前に走り出します。レバンドフスキがボールを受けてタメてからハフィーニャにリターンパス。ハフィーニャは角度のないところからシュートも枠の左へ外します。

 

バルサはオフサイドが増え、ビジャレアルは最終局面でアラウホにカットされる展開。両チームともにシュートチャンスが生まれない状況が続きます。

 

86分、左からチュクウェゼがドリブルで仕掛けてクロス。中央でフェル・ニーニョがボレーで合わせますが枠の左。

 

89分、チュクウェゼが右サイドでピノとのワン・ツーで右ハーフスペースに進入しテア・シュテーゲンと1対1になりファーサイドへシュート。ネットを揺らしましたが、ピノがオフサイドでノーゴール。

 

1-0でバルサが勝利しました。

 

気になったプレーヤー

ビジャレアル

#1レイナ

バルサの決定機をファインセーブで阻む。ベテランのすごさを感じました。

 

#22モラレス

レバンテ時代のプレーを思い出すと物足りない出来。いまいちフィットしていない。

 

#11チュクウェゼ

プレーの粗さが消え、チームの一員としてチャンスメイクができるようになった。

 

バルセロナ

#8ペドリ

最近得点が増えていて、この試合も決勝ゴール。チャンスメイカーだけでなくゴールゲッターとしても才能が開花してきた。どこまで伸びるのか楽しみ。

 

#22ハフィーニャ

ドリブルでの突破は少ないもののチームプレーで攻撃にアクセントを加えている。

 

#4アラウホ&#15クリステンセン

最終局面でビジャレアルの攻撃を止める。テア・シュテーゲンも含めて中央が固いし、前からプレスをかけて、相手に苦しい縦パスを出させてしっかりつぶせるのは大きい。

 

総括

ビジャレアル

バルサと同じような戦術で臨むも力負け。自分たちの良さを出しつつもバルサが嫌がる一工夫がほしかった。ジェラール・モレーノの不在も大きかった。

 

バルセロナ

1試合を通じて試合をコントロールできるようになってきた。久しぶりに試合勘アックが空き1週間あったが、巧くコンディション調整ができたのではないかと思う。また、左SB(アルバ、バルデ)を除いてスタメンが固定されてきたのがいい影響をもたらしている。けが人を出さず、控えメンバーが途中出場したら活躍できる状態までもっていきたい。