ヤマハピアノ演奏グレード5~3級 楽曲演奏 | ピアノの音で幸せを届けます~宝塚市のオバチャンピアニストkayoko♪

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楽器店のピアノ講師と高校の音楽の先生をしながらピアノを演奏しています。ソロ演奏のほか声楽や器楽の伴奏も大好きです。ピアノの先生や生徒さんむけのピアノレッスンの話のほか、美味しいもの、魅力的なもの中心に綴ります♪読者登録歓迎です(*^^*)

前に学習者グレードのことはちょこっと書きました(*^^*)


ピアノ演奏グレード5級~3級は、6級までと違って、合格するのが難しいです。


私は両方の試験官のお仕事をしています。
6級までは、極端に準備していない受験生を除いては、全員合格。
5級は合格者が全受験者の1割程だったりします。


別に何割合格、というように決まっているわけではなくて、合格レベルの基準に達することが難しいからです。


それでも、音大生、ピアニスト、ピアノの先生だけが合格しているわけではなく、
一般の中高生、大人の方も合格しています。
準備の仕方によっては合格も夢ではありません。


ピアノ演奏グレードは、楽曲演奏、即興演奏AとB、初見演奏の試験があります。


今日は楽曲演奏の注意点を書きますねニコニコ


5級だと課題曲1曲と自由曲3曲を準備します。
試験当日、課題曲→自由曲の順番で弾きます。
自由曲は3曲のうち1曲当日その場で試験官が指定したものを弾きます。


ルンルン課題曲、自由曲とも、自分がすみずみにまで気を配って演奏できて、また共感するものを選ぶことが大切です。


ルンルンピアニストがコンサートで弾くものなら、選曲できますが、エチュードはショパン、シューマン、リスト、ラフマニノフ、ドビュッシー、スクリャービン以外は認められないので注意してください。
よく、カプースチンやモシュコフスキーなどを練習してくる人がいます。


もし、カプースチンなど認められない曲を持っていってしまったときは、その場で違う曲で弾ける曲を尋ねられ、差し替え曲がない場合は不合格になります。


ルンルン演奏時間か短いものでもかまいません。とにかく、いい音で、自然な姿勢で、確実に、表現にも確信を持って弾くようにしましょう。


ルンルン自由曲の3曲は時代の違うものにしたほうがいいです。曲調も変えたほうが感じよいです。


流れ星課題曲をゆっくりしたものを選んだら、自由曲はテンポが速いものが当たるかもしれません。(絶対、とはいいません)


流れ星バッハの曲(平均律、シンフォニアなど)は短くてよく実力がわかるので当たりやすいかもしれません。


音符暗譜でなくても大丈夫ですが、暗譜するほど練習する必要はあります。
楽譜をみるときは、上手にめくれるように工夫してください。


冒険ではなくて、自分に合ったよく弾きこんだ曲を披露できるようにしておきましょう。



即興演奏や初見演奏のことは、またの機会にウインク



ピアノ、グレード受験指導は以下で教えています。

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