懇談会後に㉔の続きです。
校長のN先生に対しての指導が万が一納得できない場合は、校長含め、教育委員会に相談に行く事にしました。
そして、校長からは次女の中学受験対策として、国語の勉強面の協力をするという申し出がありました。
私
『あ、ありがとうございます…。
先生方もお忙しいのに、何かとても申し訳ないと言うか恐縮です…。』
校長
『いえ、構いません!!
私も国語担当として、今も他のクラスの授業を請け負っていますし、次女さんの受験対策として微力でも力になれたらと思っていますので。』
校長からどのような問題が出やすいのかを聞かれ、慣用句がよく出題されるがちょっと苦手な話をし、慣用句と漢字対策のプリントを用意します。と笑顔で言ってくださいました。
ふと気付くと、五時も過ぎ、窓の外も真っ暗になっていました。
一時間近く校長室で話をしていました。
私
『もうこんな時間なんですね。
すみません、長々と…。
長女や次男の過去の話まで聞いていただいてしまって…』
校長
『いえいえ!
今回、詳しくお話を伺えてとても良かったです。
N先生の指導も修学旅行後と言う事を了承いただけた事、本当にありがとうございます。
次女さんとは明日、保健室で養護教諭も交え話し合っていきます。
そして、また何かありましたら、些細な事でも構いませんのでいつでもおっしゃって下さいね!!』
養護教諭
『私の事も、不満があったらいつでも校長先生に言ってくれていいですからね!』
養護教諭も、校長の話に食い気味で話してきました。
私
『今日は本当にありがとうございました!
明日からも宜しくお願いします!』
校長・養護教諭二人の顔を見てから、頭を下げました。
話合いは笑顔で終われました。
校長が走って校長室の扉を開けてくださり、一緒に3人で部屋を出ました。
その時!!!!
本当にうまいタイミングと言うか、狙っていると言うか(; ・`д・´)
3人で部屋を出た瞬間、ちょうどN先生が廊下をコチラに向かって歩いてきたんです。
(こういう事何度もあるんですけど、引き寄せ…??なんですかね)
一番顔を合わせたくない人に限って、遭ってしまうというあるある。
N先生もかなり驚いた顔をして私の顔と校長の顔を見比べていました。
N先生
『あ、こ、こんにちは…』
少し動揺した様子のN先生。
私
『あ。どうも。こんにちは』
ペコっとだけ会釈をしました。
校長の表情は伺えませんでしたが、一言も発する事なく、職員玄関方に向かって行きました。
これで校長室での話し合いは終わります。
次の記事は、話し合い後の結果と修学旅行の事を書きます。
次回で最後になります。
続