②の続きになります。
養護教諭から電話
低血糖で殆ど授業に行けず保健室で過ごすようになってから3日が経った頃。
また学校から電話がありました。
養護教諭
『忙しい時間に毎日ごめんなさいね。実は、次女ちゃんの事でお話があるの。』
ちょっと改まった声で、気持ち小声で話されました。
私
『いえいえ。いつも本当にありがとうございます。その…話って…？？』
いつもは保健室から電話をかけてくるんですが、今回は改まった話と言う事もあり、事務室から掛けてきていました。
養護教諭
『あのね、朝から低血糖で今日も1時間目から保健室に居るんだけど、
《教室に行きたくない》って泣き出したのよ。
私が何か嫌な事あったの？って聞いたら
《担任が嫌だ。怖い》って言うのね。』
私は、次女から担任が嫌だと聞いていたので、知っている旨の話をしました。
養護教諭
『ママは次女ちゃんから聞いていたのね。
詳しく聞いたら、
《大きな声で皆の前で怒られるのが嫌だ。》って言ってたのよ。』
ここ最近は低血糖続きもあり、次女は教室に入った瞬間クラクラして、リブレで血糖値を測ると【LOW】を示していたそうで、慌てて保健室に行ったそうです。
その時、次女も誰かに言えばよかったんですが、その時は【LOW】である事に驚いてしまって誰にも言わずに教室を出て行ってしまったそう。
そして、当然、教室では急に居なくなった次女の事でちょっと騒動があったようです。
(次女が保健室に来た時点で、養護教諭から担任に、保健室に居る事を伝え済み)
血糖値も少し戻り、次女が一人で教室に戻ると、担任にクラス中の前で怒鳴りながら叱られたそうです。
その場に養護教諭もちょっと様子を見に行った際、怒鳴る担任を目の当たりにしたそう。
1回叱って終われば良かったんですが、その後も、ずっとしつこく次女を怒鳴りちらしていたようで…。
養護教諭
『大人の私でさえも、あのしつこい怒鳴り方にイヤだなって思ったの。
だから、次女ちゃんはもっと嫌だっただろうなと思うのよね。』
次女から聞くに、次女だけに限らず、色んな児童にそのように怒鳴って叱るようなんです。
次女にはその怒鳴られている児童に対して『可哀想・辛いだろうな』と気持ちを共感してしまい、いたたまれなくなるそうです。
聞いているうちに心拍数も上がって発熱も起こし、血糖値は下がり、保健室に来るそうなんです。
そして今回、とうとう保健室で【担任が嫌だ】【家に帰りたい】とハッキリ言ったと。
