湖北でキーマカリーを食べてみた | のっちのエリーゼ日記

湖北でキーマカリーを食べてみた

ウチのプリフェクチャーにおいて、湖北の長浜は愛すべき街のひとつである。


駅近の古い街並みは絶好の観光スポットであると教えてくれたのは、実は電機メーカー時代の関東出身の後輩である鈴木くんである。鈴木くんはのっちの次くらいにダンディーで、初めてロータスエリーゼを買った時に、神戸駅前ロータリーを1周だけ運転してとても感動していたものである。TIの草レースも観に来てくれたし、お蕎麦の食べ方が間違っていると指摘してくれたのも鈴木くんである。噛み砕かずにもっと喉ごしで味わうものだと。「蕎麦の食い方間違ってますよ」と標準語で指摘された日には、ナイーブな関西人にはとても冷たく心に響いてくるものである。


彼はかつて大味なチェロキーに乗っていて、後にプジョーを買ったのを今思い出した。激務時代にファミレスに誘ってくれたのも彼だ。その日は、いつもよりうんと早く22時に退社し、まだ若者で賑わうファミレス店内で涙が出てきた。なんでかというと、人どころか草木も起きている時間になんて帰れなかったからである。


アンナミラーズのことも教えてくれた鈴木くんもおすすめの長浜で、今日は早めのディナーである。

お店に入る前からカレー屋さんとわかるお店で、店内の雰囲気もかなりユニーク。キーマカリーというのんを食べてみた。挽肉の粒々食感と独特のスパイスガールズ、これはなかなかいけるぞ!お仕事のご都合で早い時間のお食事だったが、これはお箸がすすむ。いや、スプーンがすすむ。しかもこのご時世でかなりリーズナブルな設定だった。


長浜港からは観光船が運行されている。

港では野良猫がお昼寝していた。