3月19日 鈴鹿サーキットを走ってきた | のっちのエリーゼ日記

3月19日 鈴鹿サーキットを走ってきた

昨日は強風、明日も強風、今日はどうだ?平穏な薄曇りで風もなく走行日和だった。鈴鹿を走ったら喉の痛みも無くなり体調と気分はさらに良くなった。仕事には向いてへんのかなぁ?


今回は11番ピットに入ってみたが、何やら隣には35GT-Rを入念に準備されている海外の方がおられた。その後彼から、チケット(QRコードのシール)のゲット方法が解らないということで、スマホ翻訳を元に尋ねられた。たまには堪能な英語が役立つ時があるものである。そこでひとこと、


OK、トギャザー


と、一緒に事務局へと出向く。ジェシーという名の彼は、カリフォルニア出身のドリフターズで、本来はコルベットなどで白煙をあげて走っているらしい。ドリフターズだけど、リーダーを貶めて笑いをとるようなことはしない。鈴鹿は初めて。ところが、のっちエリーゼの後ろに入って来られた純正ロードスターレース仕様の方が、なんてこった!仕事で同カリフォルニアからつい先日帰国されたらしく、彼の方がのっちよりも俄然ネイティブイングリッシュスピーカーではないか!これにはまいった。いや、自分のネイティブ自治体はジャパニーズ湖国の田舎だけど。そんなこともあり、三人でとても賑やかでエンジョイフルな時間を過ごすことができた。こんなことは自身の、ここのところいつもぼっち鈴鹿歴で初である。


走りの方はどうだ?!

ジェシーは、シミュレーターで鈴鹿のレイアウトは知っているとのことで、今回初鈴鹿で2分33秒をマーク。そのあとのクラスにもエントリーしていたので、その時には余裕で2分30秒は切ってくるはず。とにかくパッシングも外からでも平気でいくらしい。なんか知らんけど有名なドライバーの方なのかも。HPを掲載しておく。ナスカーには馴染み深いが、福山英朗氏のことは知らないらしい。

一方ロードスターの方の後ろを少し走ったが、ノーマル足回りと非力なエンジンゆえか、とにかくどのコーナーも入り口から振っていくラリーの様な派手な走り。あとはエイペックスで出来るだけ減速しない様にオーバーステアとの相談でクリアしていくらしい。エリーゼで同じことをやったらスピンする自信しかない。今日の様にやけに各車速度差が大きい中でも、レース本業の方は間合いの取り方が抜群に上手い。

さてエリーゼでの走りはどうだ?新しいブレーキフルード、本来の性能を発揮し始めたエンジンオイルでもって、かなり気持ちの良いドライビングが出来た。特に先導走行後、ピットからコースに出てフルにスロットルを開けた時は、ちょっとドキッとするほど回る様になっていた。今日ひとつ新たに試したのは、メカニックともご相談したことで、


リアはそもそもフロントに追従するものなので、フロントよりも減衰柔らかめでもいいんじゃないかなぁ 知らんけど


そこで、フロントニードルエンドからちょっと戻して、リアはさらにもう少し戻して走ってみた。するとS字に入った瞬間に気持ちよさを感じたものである。ナチュラルなエリーゼがさらにナチュラルになり、リアが流れる不安が少ない感じ。動きそのものが気持ちいい。これは大きな収穫だった。そうはいうもののタイアは少しずつ当初のグリップ力を失ってはいる。


だいたい以上だけど、前述の様に今回は珍しく同一クラス内でもかなりの速度差があった。特に速い車が多かった様である。今思い出したけど、2クラス目のもっと速いクラスは、ピットに並んだのがなんと一桁の台数だった。ちょっぴりだけど後悔もする。

今日のお昼はモスではなくマック。


混んでいたので実は軽自動車用駐車エリア