ロータスエリーゼの内装清掃にクリーナーを使ってみた | のっちのエリーゼ日記

ロータスエリーゼの内装清掃にクリーナーを使ってみた

古い車の内装で共通の悩みのひとつが、シート内部のウレタン劣化による粉が出てくることである。実際のところ、先代フィアットパンダもそうだし、ロータスエリーゼも同じく。エリーゼの場合は、粉が出てこない様にシート裏に、ある程度のテーピングを施してある。内部の空気の出口が無くなるので、全部目張りしてはいけない。やっていいのは前田美波里くらいである。とにかく、素人がシートを外してなんとかしようとしても全く無理で、周辺が赤茶色の粉だらけになるだけである。


そんなシートのことはいっそのこと無視して、今日は簡単に室内の掃除をしてみた。

助手席左足元に這っているコードは、ラップタイム測定用センサーのもの。またマットはマジックテープを貼って固定してある。


例のクリーナーを使ってみたが、もちろん吸引パワーは十分だけど、バッテリーを抱えた本体は、車の清掃において小回りの点でちょっと難ありである。本来なら、本体は別に構えて、長い蛇腹ホースで小回りが効くという業務用のものが、車には最適だとよくわかった。自分の希望では、コンプレッサーに逆回転があり、吸引機能が付いていればベストなんだけど、コンプレッサーのタンクにゴミが溜まるのは勘弁してほしい。

しかし助手席のマットの小さいこと。室内の清掃といっても、エリーゼは二人分しかないシンプルなものなので、床に転がる小石や枯葉やイヤリングなどの除去や、簡単な拭きあげくらいですぐに終わる。それ以前に、もともとそんなに汚れてないし。

実はロータスエリーゼで街中もサーキットでも、とにかく走る時は美しく保っていたいという気持ちが常にある。特に鈴鹿サーキット。なんとなくだけど、高速でサーキットを走る時の気持ちにも影響してくる様な気がする。

最後に書いておくが、クリーナーのこと。さすがはサイクロン方式。ゴミが集まる場所には、埃の塊や、きな粉よりも細かい粉塵までもが溜まる。ゴミ集積カップのゴミ除去は簡単だけど、2箇所あるフィルター部の清掃は、必ず屋外でマスク着用、できればフルフェイスヘルメット着用のうえ実施することをおすすめする。

こちらの内部ウレタンはまだ大丈夫である。