ピアノレッスンとよるねこ | のっちのエリーゼ日記

ピアノレッスンとよるねこ



深夜の寄宿舎を徘徊し、出会った者のたましいを奪うという巨大な青い猫の噂。とかの短編集。姫野カオルコ氏は関西出身であるため、登場人物が、こてこての関西弁ということが多く、親しみ深いし読み易いでんがな。


ところで今日はピアノレッスンの日。呑気に青猫のトルソを弾いている場合やないがな。今教えて頂いている先生は、自分が入院中に外泊届けを出して、とある演奏会に弾きに行った時が初対面で、それ以降ずっと習っている。先生は11月に県内某ホールで演奏するらしい。先生といっしょにしてはいけないが、今年はステージで弾くことがなかったことが自分の反省項目やねん。これだけ細かく教えてもろてんのに、発揮する場がないてどういうことやねん。先生は、「仕事もあることやし、ムリせんとあんたのペースでええがな!」と言わはるけど、そんな優しい言葉をかけられると、ほんまに怠けてしまうのが自分の悪いとこやんかいさ。


いつも曲以外のこともいろいろお話しするが、先生は、かつてコンクールなどで、他者はライバルなどと思ったことがないらしい。コンクールは競争ではなくて、自分との戦いである、ということらしい。


ピアノレッスンから帰ってくると、箪笥上段の連続昇降と鳴き声で大歓迎するお母ちゃん猫。下の画像は、保護から間もない頃のもの。