Fanta.NAOYAH!! のブログ ~冬も夏もスノーライフ~ -622ページ目

雪崩が・・ (1/3)

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雪山に段差があるのが、この画像から確認できるでしょうか。つい先日に写メしたものです。


春シーズンになり、雨や高温で雪が減り始めていましたが、突然の季節外れの寒波がありました。気温は一気に下がり、この時期には滅多にお目にかかれない、良質の雪が積もりました。黄砂や花粉などで汚れていた雪面も、すっかりハイシーズンのような、真っ白い景色へと姿を変えました。


今シーズン最後かも、というシチュエーションに胸を躍らせ、ゲレンデに向かった方も多いと思います。僕も、絶好の撮影日和と、山へ足を運びました。思った以上のコンディションの中、順調に撮影を進めていった午後のこと。脳裏によぎっていた、表層雪崩をいたるところで目にするようになりました。


詳しくない方へ今回のケースを踏まえてカンタンに説明すると、雨や気温の上昇により、雪が溶けて水分を多く含んだ硬い雪がベースにありました。その上に数十センチの軽い雪が積もりました。大きく異なった雪質の層になったのです。すると、お互いの層がしっかりとかみ合わない状態になるので、ある程度の斜度になると、その雪質の違う層が滑り落ちる危険性が出てくるのです。


雪崩にはいろいろなタイプがあるので、ここでは詳しく説明しきれませんが、この日はこのような表層雪崩の危険がありました。実際に、昼過ぎから僕の滑るラインから亀裂が入り、雪崩を起こし始めてました。といっても、数センチから十数センチの薄いもので、決して大規模なものではありませんでした。積雪量から考えて、大事に至る状況ではなかったのですが、注意を払いながら撮影を続けていました。


今回の写メは、季節外れの雪はこういった感じで危ない、そして、これからの時期は、山肌の雪が全層一気に崩れ落ちることもあるので、みんなで注意を払っていきましょう、という呼びかけの為に撮っておいたものでした。しかし、この数十分後に予想しきれなかったことが起きました。それは・・、


僕が雪崩に飲み込まれました・・。


もちろん、こうやってブログをしているので、大事故には至りませんでした。大規模な雪崩にはなりませんでしたが、実際に雪に全身が埋まり、一歩間違えば・・、という経験をしました。このことは、僕自身絶対に遭遇してはいけない出来事であり、雪山に入る身として恥ずかしいこととも言えます。声高らかに語ることではないとも思っています。しかし、僕のコトバが、みなさんの山の危険への再認識にあらためてつながっていけばと思い、語らせて頂くことにしました。


(続く・・)