チェンジリング | theatre of dreams

チェンジリング

残念ながらオスカーは逃しましたけど
さすがクリント・イーストウッド
予想を遙かに上回る出来だった
最初は、誘拐された子供が見つかったけど
別人だったぐらいな感じだろうと思ってたら
それさえもプロローグというか
とにかくスケールに圧倒されてしまった
主演のアンジェリーナ・ジョリーはどうしても派手なイメージがつきまとうが
この作品は、かなり抑えめ
であるがゆえに「息子を捜して」と声たかだかに訴えるところは鬼気迫るモノがある
そして、ただのシングルマザーの訴えが
制度そのものを変えるまでに発展していく…
ミスを認めようとしない警察組織までぶっつぶしてしまった
まさに母は強し
でも結局は救われない…

この作品は、事実を元に作られたもので
いい人悪い人、様々な登場人物が出てくるが
その中でも一番の悪は、連続殺人犯でもなく
本来被害者であるはずの発見された子供だと思う
アンジーが悩み苦しんでるのをまったく無視し
己の欲求をかなえるために平気で嘘をつく
子供だからといわれれば、そうかもしれないけど
結局コイツがすべての元凶で
コイツが下手な嘘をつかなければ…
最後は、警察に言わされたみたいなことを言ってるし
コイツだけはどうしても許せない
でもコイツだけは幸せになるんだろうなぁ

「チェンジリング」「フェイクシティ」
設定も時代背景も違うんだけど
この日見た2本の映画は、2つともロス市警の腐敗の話だった
ロス市警の腐敗って、そんなお約束みたいなことなの?