多摩センターから高幡不動までモノレールに乗り、
高幡不動から橋本までJRに乗りました。
行きしなに確認したバス停は、
「橋本の駅行き」の表示があったので、
「橋本駅」から「多摩境駅」行きのバスに乗れば、
ホテルの最寄のバス停まで戻れるだろうという判断でした。
橋本駅に到着して、初めて、
前回泊まったホテルの最寄り駅であることに気づいた私。。
前回泊まったホテルの最寄駅が「橋本駅」であることは
解っているのです。
今回「橋本駅で降りるよ」いう旦那様の言葉も理解し、
「橋本駅」で降りたのですが、
「前回泊まったホテルの最寄駅の橋本駅である」
という風に繋がらなかったんですね。
我ながら、
「橋本駅言うてたやん」
って感じでした。(汗)
繋がらない理由は、
自分で調べて行動していないからです。
旦那様に、連れていって貰っている状態だと、
覚えないし、記憶に残らない。
残っていても断片的なので、繋がらない。
はまらない。マッチングしない。
スタート地点と、ゴール地点しか残らなくて、
途中の行程が全て抜け落ちてしまうのです。
付いていくだけは、楽で良いんですが、
いざ、自分で行動しなきゃいけない時に、
行ったはずなのに覚えていないという状態になって、
困るんですよね。(汗)
バス停でバスを待っている間、
手押し車を押しているお婆さんが通りがかりました。
我が子は、最近覚えた
「コレナアニ」
をお婆さんに向かって使っていました。
私は、何事も経験と見て見ぬふりをしました。(笑)
お婆さんは
「これはな、足が悪い人が使うの、
僕は、足が達者でしょ。」
と答えてくれました。
すると、我が子が元気よく
「ハイ!!」
と返事。
我が子は、いつも何か話しかけられると、
自分から寄っていっているにも関わらず、
黙って逃げ出すのです。
もしくは、相手の言葉なんて関係なく
「コレナァニ」を繰り返したり、
それこそ、バス停なので
「バスだねぇ」
と言ったり、
そういう明後日の方向を向いた返事をするタイプ
なのですが、
今回は、ちゃんと
「ハイ!!」との返事。(笑)
「僕はお利口さんね～」
と言いながら、お婆さんは立ち去りました。
『あらぁ、会話じゃないですかぁ?!』
なんて思いながら微笑ましく見ていました。(笑)
バスに乗り込み、暫くすると、
宿泊しているホテルの近くで見かけた
大型量販店のお店が見えてきました。
「ここにもある。チェーン店なのね」
なんて思っていたら、
行きがけに見た店そのものだと気が付き、
慌てて、下車。
いやぁ、乗り過ごしていたら、
また、多摩境駅に戻るところでした。
気がついて良かった。(笑)
子どもが産まれてから、
いつも、オムツセットにお手拭き。
着替えやタオルを持参することもあったりと、
結構な荷物を抱えている事が多いのです。
それが、
私が持っているのは、携帯電話だけ。
旦那様が持っているのは財布だけ。
久々だと、そんな軽装でのお出かけが、
なんとなく心許ない感じがするものなのですね。(笑)
続きます。(全19話)
