昨晩、突然会社から呼び出されました・・・


何があったのか、状況を確認すると、どうも私達のお客様が構築したシステムが、動かなくなったそうなのです・・・


通常、そのような場合は、サポートが対応するのですが、今回は、システムがダウンしたときの影響範囲がかなり大きいらしく、営業が謝りに行き、そこで問題を解決して欲しいとのことでした・・・


私達は、コンピュータのソフトを販売しているので、通常は、お客様が独自に構築したプログラムが動かなくなった場合の責任は、我社にはないのですが、お客様とのお付き合いがありますで、むげにお客様の要望を断るわけにはいきません。


システム担当者に、システムダウンの全ての責任が押し付けられる状況を、回避してあげなきゃいけない場合も多々あります・・・


つまり、責任を全て私達の会社で被るのです・・・


そうすることで、次回も我社の製品を導入してもらい、お互い、Win-Win の関係になる訳です(笑)


今回は、その一環として現場へ赴き、直接、問題解決のお手伝いをした訳です。


しかし、私達の会社は、世界一の嫌われ者ですから(笑)、当たり前ですが、現場に行くと、辛らつな言葉を、浴びせられます・・・


今回も、行くや否や、私達の会社の製品への不満だらけ(泣)


どのお客様にも言えることですが、100% 弊社の製品の不具合だと主張されますね・・・


たしかに、我社の製品は、不具合が多いですが、お客様のプログラムミスによる不具合もかなりあります。


このプログラムミスのことを、コンピュータ用語では、バグ(虫)と言います。


プログラムの正常な動作を妨げる、邪魔物であるプログラムの誤りを、小さな虫になぞらえたのが語源と言われていますが、正確には、本物の虫がコンピュータを止めてしまったことが語源なんですね。


1947年、アメリカ海軍が保有していた、Mark 2 というコンピュータが、度々、誤動作をしてしまうことに、頭を抱えたアメリカ海軍は、徹底的に、このコンピュータを調査しました。


すると、リレー番号の70番のところに、小さな 蛾 が挟まっているのを発見しました。


半信半疑で、この蛾を取り除くと、Mark 2 は正常動作するようになったので、上層部への報告書には、


トラブルの原因はバグ(虫)デバッグ(虫を除去)したところ、正常に動作。


と書き込み、挟まっていた 蛾 を報告書にセロテープで貼り付けて提出した訳です。


それ以来、コンピュータソフトの誤動作を起こすプログラムミスのことを、バグ と言い、プログラムミスを探し、修正する作業を、デバッグと言うようになった訳です。


ちなみに、このときに作成された報告書は、今も、バージニア州にある、戦略システム部門コンピュータ博物館に保管されているそうです・・・


でも、実際のデバッグ作業は、凄く面倒なのですよ・・・


簡単にプログラムミスを見つけることなどできません(泣)


今回も、問題発見まで、1日以上かかってしまいました・・・


本当に、虫が挟まっていたらどれだけ楽か・・・


同じようなプログラムばかりを見せられても、そう簡単に バグ を見つけることなんてできませんよ(泣)