大量殺人シーンがグロいと話題になっていましたが、自分はあまりそう感じませんでした。

僕はあまりグロシーンに強い方ではありませんがそう感じなかったので、ちょっと盛られて広がったんだと思います。

なんか銃で敵を倒していくようなゲームを観ている感じでしたね。

僕にはちょうどいい具合の大量殺人シーンでした 笑

グロ表現よりも少しずつ希望が奪われていく感じがよかったですね。

校舎外に出れた生徒が解決の糸口になると思ってましたけど、結構あっさりやられてしまいましたね。

アーチェリーの矢も致命傷にならなくても多少はダメージを与えると思うじゃないですか。

けど完全に外れてしまって。

こういう映画であぁいう絶望感を感じれるのはよかったですね。


あとは伊藤英明のサイコパスな感じは皆が言うほど大量殺人のシーンからはあまり感じられなくて、ラストシーンの感じはよかったです。

捕まって連行されてるのに鼻歌歌いながら軽く躍ってる感じ。

ジョーカーみたいな陽気なサイコパスって感じは気味が悪くてよかったですね。

けど、大量殺人のときは淡々と殺していっていたので、もう少し楽しそうに殺して欲しかったですね。

こういうと変な人に思われてしまうかもしれませんけど 笑


最後は不満だらけでしたね。

連行されているとき伊藤英明が何を言っているのか分かりませんでした。

なんでここでボソボソ喋るんだ、ってなりました。

それに謎がいっぱい残ってしまって。

確か続編の映画はないんですよね?

原作の小説にはあるのかな?

新しいゲームとは何か、死んだと思われて生存していた生徒のその後、二階堂ふみの片眼が白くなっていたこと、そのへんをハッキリさせて欲しいですね。

エンディング・テーマは完全に空気が読めてない選曲でした。

あんなアッパーチューンで終わる映画じゃないでしょう。

クラシックとか、途中でも流れたジャズっぽい曲で締めた方が絶対よかったです。

制作側の選曲センスがなかったというより、お金の匂いがしましたけどね 笑


全体を振り返ると、大量殺人までは結構退屈なんですよね。

僕はあぁいう学生生活を観ても惹かれるものがないので。

伊藤英明のサイコパス感も全体を通してちょっと描写不足だったかな。

大量殺人までにもっと拷問したり、人の希望を根こそぎ奪うような殺し方をしてくれてよかったと思います。

そして、ラストの伏線は必ず回収して欲しいです。

続編が出たら必ず観ますので。