とにかく汚い映画でした。

クソまみれの便器にダイブしていったり、クソをもらしたシーツを引っ張り合っていたらクソが顔や食べ物にぶちまけたり…

多分、笑いどころなんでしょうけど、全然笑えませんでした。

僕ももういい歳なので、下ネタで笑えなくなってきたみたいです。

10〜20代だと笑えたかもしれません。

歳をとって、知性が身に付きました 笑

作品の笑いをとる部分にハマれないとキツいですね。

目の前でスベられ続けられるだけですから。

いたたまれない気分でした。


よく考えると、この作品って自分が今までDVDや Blu-rayを購入してきた作品と雰囲気が似てるんですよね。

『時計仕掛けのオレンジ』『パルプ・フィクション』『スナッチ』…

暴力、犯罪、セックスみたいのが散りばめられた作品ばかりで、何らかのものを気取ってるみたいで恥ずかしいラインナップです 笑

DVDやBlu-rayを買うくらい好きだったんでしょうけど(今でも好きだと思っているんですけど)、もしかしたら今観るとこの作品を観たときと同じような寒さを感じるかもしれません。

単に年齢を重ねたのか、これまで観てきた映画の影響か、それとも人生経験か、どれが原因か分かりませんが自分の感性みたいなものが変わったんだと思います。

「この作品、好きなはずなんだけどなぁ。何か好みが変わったなぁ」って感じです。

時間があったら、上記の作品をもう一回観直したいと思います。

昔と違う感想が出るかもしれませんね。


ドラッグでトリップ…って言うか知りませんけど、"とんでる" ときに幻覚を見るような非現実的なシーンが写ります。

前述の便器の中にダイブしたり、床に沈んでいっり、天井を亡くなった赤ちゃんが這っていたり…

悪くはないんですけど、そんなに面白いというわけでもありませんでした。

ドラッグでのトリップとか、精神異常とか、幻覚を見るシーンで非現実的な映像を交えることは映画ではよくありますからね。

もう30年も前の作品なので、僕が観たものはこの映画より後に作られたものが多いんでしょうけど、やはり後に観てしまうと印象として弱いです。

今でも気になっているのは、便器にダイブした幻覚を見たと思ってたんですが、その後に現実のシーンに戻ったときに全身ずぶ濡れだったように見えました。

なぜ水中に飛び込んだのは幻覚だったのに、目が覚めてもずぶ濡れなのか、僕の思い違いがあるかもしれませんけどそこはよく分からなかったです。


続編か少し前に作られたと聞いて興味が湧いたので、前作から観ておこうかと鑑賞したんですがあまり楽しめませんでしたね。

続編も楽しめない気がしてきたので、気分的に余裕があるときに観たいと思います。

つまらないとベグビーみたいに暴れちゃうかもしれませんから 笑