先日テレビ放送があっていたものを録画して観たんですが、この映画は、純粋に映画を楽しめる気持ちがないと楽しめませんね。
僕は、この映画を観るには少し頭が硬くなっていたようです 笑
この映画を観ている間、このミニオンズって生き物が何なのか考えてしまいました。
まず、こいつらが話しているのは何語なのか?
最初は何も意味がない言葉だと思ったら、何となくラテン語系の言葉に聞こえてきて…
かと思ったら、他のミニオンズを見つけたら「ナカーマ」って話してたので、日本語も喋るのかと…
そもそも、テレビで流しているくらいだから、これは吹替なんじゃないか。
じゃあ、オリジナルはどんな喋り方なのか。
そのオリジナルの喋りだと、ある言語圏の人ならこいつらが話してることが分かるのか。
(後でミニオンズ語みたいなオリジナル言語だと知りました)
それって重要ですよね?
こいつらが話してることを観ている人たちが分かるか分からないかで、この映画の見方が変わりますからね。
ミニオンズが出てきた時点でもうこれだけのことを考えてしまいました。
話が進むにつれ「人間の言葉を理解するんだ」「道具の使い方が分かるんだ」「このくらいの打撃だとダメージはないんだ」といろんなことに気付き、この生物の知能とか身体構造とかを考察しながら観ていました。
そんなことをしているとストーリーがしっかりと頭に入るわけがありません。
ただでさえ展開が早い映画でしたからね。
さっきまで王冠を盗もうとしていたのに、気付いたら王冠かぶって王様みたいになっていたときにはさすがに早戻しボタンを押しました 笑
こういう映画って、こういうことを考えちゃダメなんですよね。
生物学とか変に知識が入ってしまうと、ミニオンズを無理やりにどういう生物か分析してしまう。
けど、こういう生物は理屈に当てはめるものじゃないんですよね。
観るものが楽しめたら何したっていいんです。
それを設定の欠陥だとか矛盾だとかを見つけようとするから純粋に楽しめなくなる。
大人になる、知識を詰め込むってこういうときにはイヤなものですね 笑
というわけで、自分はこの映画あまり楽しめませんでした。
この映画を楽しむコツは、こいつらをあまり分析しないことです。