今は映画を観る方法が増えています。

映画館で観るか、レンタルしたDVDやBlu-rayで観るか、さらにはサブスクリプション・サービスで観ることもできるようになりました。

なんなら、サブスクリプション・サービスの独占配信の映画もあります。

この映画もNetflix独占配信みたいですね。

今回、初めてサブスクリプション・サービスで観た映画に関して感想を書くことになりました。


まず、サブスクリプション・サービスで映画を観ることについて話します。

率直に言うと、映画館やディスク・レンタルで観るより集中できません。

僕個人の意見ですけど。

映画館は映画にだけ集中できますけど、家で観てるといろんな生活音が聞こえて、ちょっとそっちに気を取られちゃうんですよね。

それに、ディスク・レンタルだと、レンタル期限内に見終わらなくちゃいけないって義務感みたいなのがあって、よくも悪くも集中して観ざるを得なくなるんです。

けど、サブスクリプション・サービスでは配信期限がない限りはいつでも観れちゃうから、観てて気が乗らなかったらまた別の日に途中から観たっていいんですよね。

そうやって、僕は途中までしか観てない映画がNetflixやAmazon Primeの中に溜まっちゃってるんですけど 笑

僕がそこまで映画好きではないのもありますが、サブスクリプション・サービスで映画を観るということは、環境的に集中するのが難しいな、と思いました。


さて、映画そのものの話なんですが、もう何が怖いのか分からなくなっちゃいましたね。

この映画だけじゃなく、ホラー映画全般が。

どこで怖がればいいのか分からないんですよ。

この映画に関しても、新しいものはなんもなくて、昔の映画で観たものだらけでした。

撮り方は『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』だし、呪いを解くために奔走するのは『リング』でしたし。

台湾ではこの2作は公開されなかったのかな?

多分、この映画のいちばん怖いところって最後に実はこの映画を観ている人も呪われようとしてるんですよ、って語りかけられるところだと思うんです。

けど、その手法って、ガラケーの頃のチェーン・メールでもありましたよね。

ずらーっと怖い話書いて、最後に「実はこのメール届いて最後まで読んだ人は呪われます。呪いを解きたければ他の人にメール回して下さい。」ってヤツ。

それと同じなんですよね。

だから、なんとなくこの結末は読めていました。

僕は今、呪われています 笑


時系列もなんか分かりにくいんですよね。

オープニングで両親が亡くなったのは、時系列的にどのあたりのことだったんでしょうか?

それと、展開もなんで?ってなるところがありました。

村にいた供物にされようとした女の子が成長して病院に現れたのは何でだったんでしょうか?

多分、このへんが分からなかったのは僕が映画に集中できてなかったからってのもあるんでしょうけど。

起こった現象をいちいち考察していると怖がるひまもありませんね 笑


まとまりのない感想になってしまいましたが、要は昔観たり聞いたりした怖い話の繋ぎ合わせなんですよね。

1回見たことあるものはそんなに怖くありません。

1回入ったお化け屋敷を、5回目も同じように怖がれるかって話です。

そんなに映画を観ている方ではありませんが、ホラー映画ってあまり真新しいものって出なくなっている気がしますし、衰退期に入ってしまっているのかもしれませんね。

ある意味、過去のホラー映画が現在のホラー映画の呪いみたいになっていて、今のホラー映画をつまらなくしているのかもしれませんね。